都内屈指のコリアンタウンとして知られている新大久保(新宿区)。数々の韓国料理店、そして韓国フードやコスメの売店が軒を並べる風景はとても日本とは思えない。今回は、商品開発のヒントが溢れる新大久保の各店の中から、老舗の韓国料理店を訪れた。
■生サムギョプサルはライブ感満載!
JR山手線の新小久保駅で下車し、大久保通りを東へ5分ほど歩いたところにあるのが『オムニ食堂』。韓国家庭料理の老舗であり、母(韓国語でオムニ)の味を大切にした温かみある料理で人々を魅了している。
訪れた時間がランチタイムより早かったこともあり、店頭でオムニが呼び込み。美味しそうな料理が並んだ看板と元気な声に誘われて席に着いた。石焼ビビンバやスンドゥブチゲなどの定番メニューも気になったが、目の前で焼いてくれる「ランチ特典 生サムギョプサルセット」に決定(2人前から注文可能)。サンチュセット、ネギサラダ、サムジャン、焼きキムチ、ライス、そして純豆腐チゲもついてくる。


そして主役の登場! 3層になった豚バラ肉(「サム」は3、「ギョプ」は層、「サル」は肉)とキムチ、玉ネギを鉄板の上に乗せ、余分な油を落とすようにして焼く。焼くのも切るのも手慣れた手つきの店員さんだから、失敗の心配もない。手慣れた動きも見ていて楽しい。



肉が焼き上がったら、好みの具材と肉をサンチュで包んでパクリ。さまざまな味と歯触りが口の中でハーモニーを奏で、しかも野菜をたくさんとっているから、肉を食べている罪悪感を和らげられる。ぜひ、試してみてほしい。年中無休の24時間営業だから、忙しい人でもオムニの味を楽しめるのもいい!

※「アーミーが集う韓国料理店」に関する記事は以下より
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