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【商売繁盛】集客に向けてホームページのSEO改善! 改善の手を抜けば、あなたの店舗はネット界に存在しなくなる?


SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)とは、オーガニック検索結果を通じてウェブサイトのトラフィックの量と質を高めるために使用される技術や戦略を指す。このように見慣れない単語が並ぶと難しく感じるだろうが、基礎を学んで集客力アップにつなげよう!

🔳「ネット上の地図」に事業の存在を示す


 いらっしゃい!

 SEOは、デジタル時代のビジネス(ホームページ運営)において不可欠な施策、考え方である。消費者の大半が商品やサービスを探すためにGoogleなどの検索エンジンを利用する中、検索エンジンの検索結果ページ(SERPs)で上位に表示されることはビジネスに大きなアドバンテージを与える。対してSEOを無視すれば、貴重なアクセス数、リード(興味のある見込み顧客)、最終的な収益を逃すだけでなく、「ネットの世界にあなたのビジネスが存在しないも同然」という状況になりかねない。

 では、基礎用語からSEOの世界を探っていこう。

🔳オーガニック検索

 Googleをはじめとした検索エンジンにキーワードを打ち込んで表示された検索結果一覧ページ(SERPs)に掲出されたURLリストから広告枠を除いたものを指す。「自然検索」とも呼ばれる。

 オーガニック検索で表示される順番は検索エンジンのアルゴリズムによって決定され、表示順位はSEO対策で高められる。

🔳キーワード調査

 検索された時に上位表示されるにはホームページ(以下、HP)のコンテンツに含める文言や「キーワード」が大きな役割を果たす。
 仮に、あなたがコーヒーショップを経営しているとしよう。あり得ない話かもしれないが、あなたの運営するHPにコーヒーという単語がなければ、「コーヒー」という単語を用いた検索結果であなたのショップ紹介HPが表示されることはない。適切、かつ効果的にコーヒーという言葉をコンテンツ内で使う必要がある。

 同時に大切になるのが、キーワード調査である。簡単に言えば、あなたのビジネスのターゲットとなるユーザーの検索方法を理解するように努めるという意味である。

▲キーワードをうまく使いこなすことがホームページへと導く

・どんなフレーズで検索しているのか?
・どんな言葉を使って検索しているのか?

 これらの答えを探って店舗事業の紹介コンテンツに関連するキーワードを選ぶ。さらに、ロングテールキーワードを活用できたほうがいい。検索結果で上位に表示される可能性が高くなるからだ。

 ロングテールキーワードとは、複数のキーワードが組み合わされ、検索結果ボリュームが比較的少ないものを指す。通常、3語~4語で構成されているため、競合が少なく、上位表示させやすい。

例:新宿 居酒屋 安い

▲ロングテールキーワード検索の一例

 上記の例にあるような単語をコンテンツに含めるようにするといい。言うまでもなく、運営する店舗や提供するサービスに関連するキーワードであり、かつ検索されやすいキーワードを意識する必要がある。また、新宿にある居酒屋がHPで安いと謳っているが、実際は「安くない」となれば、低評価を受けて逆効果になることは押さえておいたほうがいい。

🔳オンページ最適化

 次に、HPを輝かせるためのページ内最適化について説明しよう。
 優れたコンテンツがHP成功の鍵ではあるが、潜在的顧客が求めているもの、そして要求に合致したコンテンツを提供するのが肝になる。とどのつまり、潜在的顧客のニーズに合わせたユニークで高品質なコンテンツを提供できれば、あなたのHPは検索結果の上位に留まり、訪問者を惹き続けられる。「優れた=自己満足」にならないように注意が必要なのである。

 また、ページ内にある見出しや小見出しは、読者だけでなく、Googleなどの検索エンジンにとっても標識になることを認識しなければならない。
 例えば、Googleがページ(コンテンツ)をスキャンした時に内容を簡単に確認できるようにすべきである。見出しだけでなく、画像や動画を最適化し、適切なaltタグ(ウェブ上で表示される「画像」の意味を説明するテキストのこと)、サイズ、フォーマットを使用することで検索クローラー(ウェブ上の文書や画像などを周期的に取得し、自動的にデータベース化するプログラム)に関連性を伝えるのだ。さらに、関連記事に関する内部リンクの活用は、ユーザーが見落としているコンテンツへの誘導に役立ち、Googleがナビゲートするための組織的なリンク構造を提供できる。

 一方、メタディスクリプション(下写真を参照。検索結果ページのタイトルタグの下にある2~3行の文章)とタイトルタグ(検索結果ページでクリック可能なリンクとして表示されるもの)を適切に配置することでクリック率を高められる。

▲検索エンジンにキーワードを打ち込んで表示された検索結果一覧ページ(SERPs)

 このようにページ内最適化は、訪問者にふさわしいものを提供し、検索エンジンが高い評価を与えやすいHPへの一歩なのだ。

🔳オフページの最適化

 オフページ最適化には、強固なバーチャル・コネクション(インターネット上の関係)を構築することが求められる。バックリンクもその一つ。バックリンクは被リンクとも呼ばれ、あるWebページに向けてほかのWebサイトから設置されたリンク(ハイパーリンク)を指す。「良質なWebページから参照されているWebページは、また良質なページである」というGoogleの思想に基づいてランク付けされているらしい。

 同様に重要なのは、SNSでの発信。これは視認性を高めるだけでなく、HPへのアクセスを増加させる。

▲ホームページとSNSを連携させることが集客力アップにつながる(Solen Feyissa/Unsplash)

🔳モバイル最適化

 モバイルフレンドリー(モバイル端末での閲覧に最適化)なコンテンツやレスポンシブデザイン(閲覧者のデバイスに応じて画面を最適化)、そしてページの読み込みスピードも意識しなければならない。レスポンスの悪いページや大きすぎるコンテンツで視聴者を苦しめるのは良くないからだ。

 キーワードを挙げてSEOを簡単に解説してきたが、忘れてほしくない点がある。それは、キーワードのトレンドを探ってページをレビューし、最適な状況を常にキープすることだ。「いつの間にか過去のものになっていた」という状況を避けよう。

 ありがとうございました!

参照:https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/seo-starter-guide?hl=ja

『Googleビジネスプロフィール』に関する記事は以下より

ホームページ活用術に関する記事は以下より

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