リポート&リサーチ

【リサーチ】外食産業の今を知る②:思わずオーダーしてしまうパワーワード!!


生活者を中心にしたマーケティング支援事業を提供する『株式会社ネオマーケティング』が2025年6月10日(火)~2025年6月11日(水)の2日間、全国の20歳以上の男女を対象に「外食」をテーマにインターネットリサーチを実施。結果を読み解きながら「外食産業の今」を知ろう。

■「おいしい」は絶対王者⁉

 買い物に行ったり、食事に行ったりした時、思わず「買おうかな」や「注文しようかな」と思ってしまうワードがあると思う。「数量限定」や「早い者勝ち」などは代表的なものだろう。
 今回、紹介するのは「飲食店のメニューに記載されていると惹かれる言葉」に関する調査結果。当たり前と言えば当たり前かもしれないが、「おいしい」がぶっちぎりのトップだった。王者に続いたのが「旬」と「限定」。この2つは「今」というか、タイミングを強調したワードと言っていいだろう。

 男性の回答で目を引くのが「ボリューム満点」の強さ。「おいしい」に次ぐ2位につけているのを見ると、男性をターゲットにしている店であれば、使うべきワードと言えそう。一方、女性をターゲットにしているのであれば、「旬」、「限定」、そして「こだわり」あたりが上位にきており、特別感を意識すると良さそう。
 最後に年代別の解説を紹介しておこう。メニューなどに入れてみてはいかが⁉

年代差は比較的小さく、「おいしい」はどの年代でも首位を維持しますが、40代以降は「ボリューム満点」「産地」がやや上昇し、安心感や実利を求める傾向が強まります。
逆に20代は「こだわり」「産地」などストーリー性のある言葉への反応が控えめなため、20代をターゲットとしたメニューの場合は、シンプルな味覚訴求やトレンド系ワードを選択するのが有効かもしれません。

生活者を起点にしたマーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティング

◎調査概要
調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:全国の20歳以上の男女で、1ヶ月に1回以上外食をする人
有効回答数:400名
調査実施日:2025年6月10日(火)~2025年6月11日(水)
引用元:https://corp.neo-m.jp/report/investigation/restaurant_014_eat-out
コーポレートサイト:https://corp.neo-m.jp/

※「飲食店の集客アイディア」に関する記事は以下より

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