筆者も睡眠への不満を抱く一人。調査結果の中身を見て、うんうんと頷くこと多々ありであった。そしてその不満、実は今を生きるほぼすべての人に当てはまるもののようで。今回はそんな、現代人の悩みの種といっていい睡眠に関する調査結果を紐解いていく。
今回紹介するのは、株式会社フジ医療器が行った睡眠に関する調査結果をまとめたもの。まずは調査結果概要からその内容を見てみよう。
調査結果概要
(1)睡眠についての不満がある人は94%
(2)睡眠に関して最も不満に感じることは「何度か目が覚める」が2年連続1位
(3)睡眠に不満がある原因は「加齢」、「ストレス」、「運動不足」
(4)理想の睡眠時間は「8時間」に対し、実際は「6時間以下」が半数以上
(5)85%の人が快眠のために工夫をしている。効果を実感しやすいのは「睡眠環境の調整」
(6)快眠グッズの購入検討が増加傾向、人気は「枕」「敷き布団・マットレス」
(7)睡眠改善のための予算は1千円~5万円まで幅広く検討
第11回 睡眠に関する調査 結果発表!(株式会社フジ医療器)
実に調査対象の94%が睡眠に不満を覚えている、とのこと。ここまで多いと、睡眠とはほぼ今を生きる人共通の悩みの種といってよいだろう。
ではここから、ポイントを絞りつつ、内容を掘り下げていく。
第11回 睡眠に関する調査 結果発表!(株式会社フジ医療器)
睡眠とは年齢を重ねるほど浅くなり、それが不満の大きな要因となる--そう筆者は思っていたのだが、若い人のほうが睡眠への不満が多いというのはかなり意外。50代の筆者より20代のほうが不満が多いとは……。
第11回 睡眠に関する調査 結果発表!(株式会社フジ医療器)
その不満に焦点を当てたのがこちら。上の3つなど加齢の象徴と思うのだが……。
第11回 睡眠に関する調査 結果発表!(株式会社フジ医療器)
各不満を年代別に見てみると、確かに何度も目が覚めたりやトイレの近さは加齢とともに増えている。寝ても疲れが取れない、は30代がピーク。だが、40、50代よりも20代のほうが多い。かなり意外な結果だ。
第11回 睡眠に関する調査 結果発表!(株式会社フジ医療器)
85%の人が行っている快眠のための工夫の中身についてまとめたのがこちら。20、30代の方々はこう。
- ストレッチ
- あたたかい飲み物を飲む
- 寝室環境の調整
このあたりを他年代に比べて多く行っている様子。飲み物や「寝室環境=アロマ」など、皆さんのビジネスと関連付けられそうな内容もあるのではないか。
以上、いかがだろうか?? このように、睡眠については「非常に多くのひとが関心を持つ=ビジネスの種」にもなりそうな話題であるため、今後も定期的に話題を提供していこうと考える。
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