現在は、ネットを通じて海外の食生活やファッションの情報が簡単に手に入るようになっている。とは言え、「あなたの知らない世界」はまだまだある。事業に役立つかもしれない事象、あるいはそうとも言い切れない面白トピックスを紹介する!
「常識を疑う」姿勢こそイノベーションには必須etc……、常識を疑う姿勢についての論調が数多くある中で。ここでは日本の非常識が世界の常識、そんなリアルを紹介します。今回は台湾スーパーのプロモーション事情について。
今回の話、オチから先にお伝えすると、日本でもコンビニなどのレジ横にちょっとしたお菓子などを陳列したりするアレに関するものです。アレがこちら台湾では、もっと、もーーーっと、大胆に行なわれていまして。という訳で、さっそくこちらの写真から。
どうです? 見事な陳列棚‼ あるのは下の階に移動するエスカレーター(駐車場階から大きなカートを乗せて上り下りするので階段状にはなっていない)の脇なんですが、ずらーーーっと、商品が並んでいます。かく言う私も、飴を一袋ゲット。いやー、見事に術中にはまってますネ(笑)。
ちなみに反対側は、というと……。
▲写真撮るのも大変な大きさ! 思い切りがスゴイ‼
広告がズドン! ここまで潔く広告スペースとして活用する振り切り方がスゴイです。
▲正面にはデジタルサイネージも鎮座しております‼
ちなみに台湾のスーパーのエスカレーター。駐車場階から大きなカートをもって売り場まで上り下りするせいか、こういう長くて段差のない、通路のようなエスカレーターが多いです。当然、傾斜は日本で見慣れた階段状のエスカレーターよりも緩やかで、速度もゆっくり。「ならばプロモーションの場として使っちゃおう‼」という発想なのかもしれませんね。
さてさて。こういう隙間時間が発生する場所って、どのお店にもあるんじゃないでしょうか。飲食店など、注文から頼んだ品物が届く間なんかがまさにそれ。スタンプカードやSNSリンクQRコードのPOPを置いたり、すでにいろいろやられているかと思いますが、ここはもっと大胆に?、何かやってみてもよいかもしれませんよ⁇
もし、うちはこんなことやってみた! というアイディアなどあれば、こっそり教えてもらえるとうれしいです。
台湾スーパーのプロモーション事情、いかがでしたでしょうか? このコーナーではこのように、日本ではなかなかお目にかかれない商習慣や事例を見つけて紹介していきます。合言葉は「常識を疑え!」。今後にご期待ください。
ご精読、ありがとうございました‼
◆著者プロフィール◆
SUKESAN/著名メッセンジャーアプリの立ち上げに携わるなど、多くのWEBサービスの立ち上げからサービス成長までを担ってきたプロデューサー。WEB業界歴は20年以上。今は住まいを台湾に移し新たなビジネスの可能性を模索中。趣味:ロードバイク
※ザイアンス効果に関する記事は以下より
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