コラム

【NY通信①】福山雅治さんも訪れたインド料理の『Bengal Tiger』。出費続きで懐事情が気になった時、手軽な価格とホスピタリティが出迎えてくれる


米国のニューヨークにはどのような店舗があり、どのようなサービスが提供されているのだろうか? 流行や文化の最先端を走る街から学べることは多いに違いない。ニューヨーク直送のリポートを連載でお届けする。

■大人のエリアにある本格インド料理店

Bengal Tiger』を訪れようと思ったのは、2025年の年末にTBSで放送された『福山雅治×大泉洋 超!!弾丸2人旅inニューヨーク』という番組で話題になったから。画面越しの余韻が冷めないうちにリーズナブルで本格派のインドカレーを食べに行った。

▲『Bengal Tiger』のあるマンハッタン56丁目ウエストの街並み

 店舗のあるマンハッタン56丁目ウエストはカーネギーホールのすぐ近く。MoMA(ニューヨーク近代美術館)やセントラル・パークにも徒歩で行ける。大人のエリアと知られ、高級店が並び、コースで食べると100ドル前後(1ドルは約158:1月15日現在)が当たり前。ところが『Bengal Tiger』は前菜・メイン・デザートが揃って28ドル。しかもBYOD(Bring Your Own Drinks)。近くで調達したビールやワインを片手に入れる気軽さが旅人をもくつろがせてくれる。

▲本格的なインド料理が手頃な価格で楽しめる

 なぜこの価格なのか――。店員さんに聞くと、「疲れた旅行者も、地元の人も、コストを気にせず立ち寄れる場所にしたい」と笑った。その一言で、店の雰囲気が腑に落ちた。ホスピタリティが先に立ち、料理は後ろから静かに支える感じ。

 店名の由来もいい。シェフはインドのベンガル地方の中心都市、コルカタ出身。だから『ベンガル・タイガー』。肩肘張らない命名に人の良さが滲む。

▲内観と村井夫婦(上段左写真)


 おすすめの利用法はシンプル。MoMAやセントラル・パークの帰り道、何かと出費が続くNYで少しだけ安心したい夜に立ち寄るといい。笑顔の会話から始まる素敵な空間があなたを迎えてくれる。

店舗のSNShttps://www.instagram.com/bengaltigernyc/

【一口メモ】

訪問日の支払い金額は、20%のチップも含めて2人合わせて$78くらい。
「チップは現金」ということはなく、会計時にチップ額を書き足してカードなどで支払える。
最近は、クレジットカードかスマホのウオレット(Apple Payなどがメイン)で支払う人がほとんど。現金を持っている人はあまり見かけない。


■寄稿者プロフィール
・村井さとし
1970年大阪府生まれ。高校卒業後に渡米し、WVU大学で経営学、アリゾナ大学でMBAを収めたあと、『ゴールドマンサックス証券株式会社』に入社。勤務地として東京とNY間を2往復した。現在はNY本社Iサイバー・リスク担当部署所属のヴァイス・プレジデント。二女二男の父。著書に『外資系企業サバイバル術:とびだせニッポン』、『ニューヨーク流!AI時代の子育て術・親たちの7つの覚悟』

※「『パティセリー Masaki Yamamoto』(フランス・アルル)】日本人パティシエが営む地方随一の人気店のこだわりガトー」に関する記事は以下より

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