「深夜食堂」が世界中でブームになっているらしい。その深夜食堂、食堂でありながら営業時間は深夜12時から翌朝7時頃まで、と普通の食堂のそれではない一方で、けっこうお客が来るらしい(byドラマ冒頭)。そしてここ台湾にも、日本の常識からは”ずれた”営業時間で人を集めるビジネスが存在する。
時間は午後9時に迫ろうかという頃。そんな中、営業時間真っ只中なのが冒頭の写真、そう「病院」である。日本の病院であれば、営業時間(というか診療時間)は朝9時からお昼休みをはさんで、夕方の6時、遅くても7時まで、といったところか。
それがここ台湾では、多くの病院で夜の部の営業時間が存在する。夕方の6時、遅くても7時からスタートし、夜の9時ごろまで、遅いと10時頃まで診療する病院も存在するのだ。
サラリーマンのみなさんなど、この時間を聞いて「便利!!」と思う方も多いと思うが、その通り。ここ台湾でも夜の部の診療はどこも大賑わい。おそらくは仕事帰りと思われる患者さんでごった返す病院を、あちらこちらで見かける。
この営業時間。法令で定められているものを除けば、周りの多くの店舗の営業時間から”ずらす”だけでも、その分の売上が見込めたりはしないか。もちろん、病院の事例のように需要があることが大前提にはなるが、需要がありつつ法令でも許容されるものであれば、試してみるのもよいかもしれない。
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