このコーナーでは調査結果の内容をよくお伝えしているが、今回お伝えするのはその調査そのものの大事さを伝えてくれる調査結果と言える。こんなところにビジネスの種になりそうなものがあったのか、と思わせる内容であるからして、調べるとこんな結果も出てくるんだ、という教訓? として見ていただければ幸いである。
今回紹介するのは、株式会社ライテックによる、自宅での「火」や「香り」の楽しみ方に関する意識調査の結果をまとめたもの。早速その内容を見てみよう。
調査結果サマリー
・自宅で火をつけて楽しむものは「お香」(59.3%)が最多。次いで「アロマキャンドル」(58.2%)が人気
・香りを楽しむ理由は「リラックス・癒しのため」が約半数(47.3%)
・ライター使用後、過半数(53.8%)が「すぐに見えない場所にしまう」と回答
・しまう理由は「生活感が出るから」(59.2%)、「インテリアに合わないから」(38.8%)が上位
・「デザイン性の高い着火具があったら使ってみたい」と回答した人は82.5%でニーズの高さが明らかに
出典:株式会社ライテック
この中の、特に下の3つ。アロマの類に火をつける際に使うライターに、どうやらビジネスの種が潜んでいる、と個の会社は感じた様子である。
確かに、いわゆる「100円ライター」は安っぽさの拭えないものが多い。昔々、筆者がたばこを嗜んでいた際にも「100円ライターダサいな」と思い、ジッポライターやBICのミニライターをスカして携帯していたこともあった。
もちろん、当該調査結果についても、母集団の少なさなど結果を気を付けてみる必要がある点もある。が、何もない中手探りで「これだ!」と物事を決めるより、はるかに信ぴょう性がありそうなのがデータの強味。皆さんも新たな一歩を踏み出す際など、ぜひとも市場を調べて、その結果を手に物事を決めてみてはいかがだろうか。
※調査結果内容詳細については、以下リンクよりご確認ください
出典:出典:株式会社ライテック “自宅でアロマキャンドルを楽しむ人の8割以上が「デザイン性の高い着火具が欲しい」。着火具の“生活感”に不満“
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