リポート&リサーチ

【調査結果】教育現場におけるAI活用、その実態とは??

はい、今月も恒例のAIに関するお話。今月は教育現場におけるAI活用について。教育とは教師と生徒、生身の人間同士のコミュニケーションの上に成り立つ部分が多いと想定され、AIの介入余地ってどこにあるの? という世界のようにも見えるが。その実態を確認してみよう。

今回紹介するのはアルサーガパートナーズ株式会社による、全国の教職員283名を対象にした教育現場における生成AIの活用実態に関する調査をまとめたもの。早速その内容を見てみよう。

出典:【生成AI活用実態調査|教育業編】「AIで業務がラクになった」教員は3割未満。便利なはずのAIが新たな業務を生む側面も(アルサーガパートナーズ株式会社)

調査結果のサマリは以上のとおり。気になるところはおよそ、以下のことだろうか。

  • AI利用による業務負担軽減は3割に満たず、負担増の現場もあり
  • 中学校教員は負担軽減を実現

    前者については、まさに冒頭申し上げたポイント。教育の現場はおそらく、人と人のコミュニケーション上に成り立つ部分が大きいため、AI利活用の余地が少ないと推定される。

一方、中学校教員は負担軽減を実現、という小中高各フェーズにより負担の軽減度合いが変わってくるあたりは注目すべきポイントか。参考まで、AIによる具体的な負担軽減のポイントについてまとめた調査結果を見てみると、

出典:【生成AI活用実態調査|教育業編】「AIで業務がラクになった」教員は3割未満。便利なはずのAIが新たな業務を生む側面も(アルサーガパートナーズ株式会社)

と、小中高どのフェーズにも共通しそうな対応内容であるように見える。このあたりは、実際に教師から話を聞いてみたいところか。

とにもかくにも、AIと縁の遠そうな教育の現場でも、その導入を前向きに捉えられつつあるAI。皆さんのビジネスにおいてもぜひ、便利に活用されることを願っている。

 

出典:アルサーガパートナーズ株式会社 “【生成AI活用実態調査|教育業編】「AIで業務がラクになった」教員は3割未満。便利なはずのAIが新たな業務を生む側面も”

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