かつて筆者も企画に関わったことがあるスーパーマーケットアプリは、特に主婦層を中心にヘビーユーズされていると思われる。そんなスーパーマーケットアプリの利用状況をまとめた調査結果を見つけた。なかなか興味深い内容もあったため、ここで紹介してみたい。
今回紹介するのは、フラー株式会社によるアプリ市場分析サービス『App Ape（アップ・エイプ）』で蓄積するデータをもとに、スーパーマーケットアプリの動向や特徴をまとめたもの。早速その内容を見てみよう。
50代、60代以上の女性に支持されるスーパーマーケットアプリ（フラー株式会社）
まず興味深かったのが、こちらのMAU推移。2024年の年末に向けてグイッと数値が伸びているのがおわかりいただけただろうか？
スーパーマーケットアプリといえば、お得な特売情報などが手元のスマホで手に入る便利なもの。そこに昨今のコメの価格高騰を筆頭にした値上げラッシュもあり、主婦の皆さんがこぞって使いだした……。そんな状況が調査結果から見て取れそうだ。
50代、60代以上の女性に支持されるスーパーマーケットアプリ（フラー株式会社）
次に紹介するのは、スーパーマーケットアプリの利用者についての性別年代に関するデータ。やはり、というべきか、利用するのは圧倒的に女性。30代から大きく利用が増え始め、50～60代以上の女性が利用のボリュームゾーンとなっている。
これ、逆に見れば「じゃあ20代はどこで消費しているの？」となる。当然、スーパーマーケットで売っているものの多くは生活必需品。20代だって必要なはずだ。その消費動向を知る必要性、興味関心につながりそうなデータとしても、非常に興味深いものと考えたのは、筆者だけではないだろう。
以上、詳細は出典以下のリンクに譲るが、こんなアプリの利用状況からもいろいろ見えてくるものはある。だからデータはおもしろいんだなぁ～
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