このタイトルへの回答として、筆者は赤身。なぜならば、歳のせいで霜降り牛があまり食べられなくなってしまったらだ・・・と、そんな一般庶民のオジサンの話はさておき、食通がこれをどう考え、支持するのか。興味深い内容を見つけたので紹介してみたい。
紹介するのはdancyu総合研究所による、食メディア「dancyu」の読者組織「dancyu食いしん坊倶楽部(以下、倶楽部)」メンバーを対象にした、牛肉に対する嗜好調査。かの「dancyu」の読者組織に対する調査結果なのだから、食に関する調査としてかなりの信ぴょう性が期待できる。
強まる牛肉の赤身志向 全世代で赤身肉派が霜降り肉派を上回る(株式会社プレジデント社)
なんと驚愕の事実。赤身への支持が霜降りのそれを大きく上回っている。「調査対象がみんなオジサンなのでは?」と筆者は邪推してみたのだが・・・
強まる牛肉の赤身志向 全世代で赤身肉派が霜降り肉派を上回る(株式会社プレジデント社)
なんと! むしろ若い世代の方が赤身肉への支持が高い結果。単に食べられないから、という庶民代表、オジサン代表の筆者の見解とは一線を画す結果といえそうだ。
ちなみに赤身肉、どのような点が支持されているのか、というと
赤身主体の肉を好む理由の大半は「肉の旨味が感じられるから」(40代・女性・東京)、「とろける食感より、しっかり噛む方が好み。 旨味を感じやすい」(40代・男性・東京)に代表される、しっかりとした食感と肉の旨味に対する支持です。
強まる牛肉の赤身志向 全世代で赤身肉派が霜降り肉派を上回る(株式会社プレジデント社)
なるほど、しっかりとした食感と肉の旨味か。その昔「高いから霜降り!」とのたまっていた筆者とは違い、こちらもしっかりとした価値観を持っている。さすがはdancyuだ。
もちろん霜降りに対する支持も存在しており、総じて興味深い結果となっている。詳しい内容は以下、出典のリンクに譲るが、直近の食に対する意識としてかなり興味深い調査結果といえるのではなかろうか。
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