新型コロナウイルスが感染症法において5類に移行して初めて迎える忘年会のシーズン。会社の同僚と一年を振り返る場、あるいは久しぶりに旧交を温める場として楽しみにしている人も多いだろう。2023年の忘年会の傾向をアンケートから読み解きたい。
🔳忘年会実施企業が過半数オーバーに回復
年末年始は挨拶や顔合わせなど、会合が多くなる。では、忘年会に対する企業の対応はどのようになっているのだろう。『東京商工リサーチ』の調査によると、2023年末に実施を予定している企業は54.4％だった。昨年同時期に行なった調査（2022年「忘・新年会に関するアンケート」調査、2022年10月28日公表）では実施予定と回答した企業の割合が38.6％だったことを考えれば、新型コロナの5類移行によって実施企業は増えそうだ。とは言え、半数近くが実施しない予定であるのも事実。背景には、「コロナ禍による飲み会に対する意識の変化」や「飲み会を好まない世代の増加」などがあるのだろう。
なお、「忘・新年会に関するアンケート」調査は2023年10月2日～10日にかけて企業を対象にインターネットのアンケートによって実施。有効回答は4,747社だった。
一方、忘年会に参加したいと考えている人々もいる。以下、日程調査ツール『調整さん』と『TimeRex（タイムレックス）』を運営するミクステンド株式会社(本社：東京都渋谷区。 代表取締役：北野智大)が実施した外食に関する意識調査を紹介する。
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◎調査概要
調査対象：『調整さん』ユーザー (パソコンで利用する人に聞き取り)
実施期間：2023年10月6日～20日
調査方法：インターネットリサーチ
有効回答数：4,147
※数値は、小数点第二位以下を四捨五入し、小数点第一位で表記
🔳調査結果①：約8割が「今年は忘年会に参加したい」
「今年、忘年会に参加したいか」と聞いたところ「参加したい／参加を予定している」が53％で最多。過半数を占めました。2位は「どちらかと言えば参加したい」で26.5％。「今年、忘年会に参加したい」と考えている人は全体の79.5％であることが分かりました。
🔳調査結果②：「今年、忘年会に参加したい」人の約7割が「10人以上でしたい」
「今年、忘年会に参加したい／参加を予定している」、「どちらかと言えば参加したい」と回答した人を対象に、希望または予定する参加人数について聞きました。1位は「10人以上19人未満」で32％。また、「30人以上」と答えた人は20.7％、「20人以上29人未満」との回答は12.7％となりました。つまり、今年の忘年会に参加したいと考えている人の65.4％が、忘年会を「10人以上でしたい」ということになります。
🔳調査結果③：今年の忘年会を10人以上でしたい理由の１位は「コロナ前は同じくらいの人数で忘年会をしていたため」
今年の忘年会を10人以上でしたい人を対象に「その人数で忘年会をする理由」について質問。複数回答の聞き取りで最も多かったのは「コロナ前は同じくらいの人数で忘年会をしていたため」で37.3％。2番目に多かったのは「新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行したため」でした。
◎調整さん
飲み会、同窓会、結婚式二次会、歓迎会、送別会など、あらゆる会の主催時に必要になる「全員の日程調整・出欠管理作業」をログインなしで簡単スムーズに行なえるWebサービスです。集計可能な2014年以降の、出欠登録数は1億6000万回を超えました。また、スマートフォンユーザーの増加などを背景に、2023年10月にはアプリの提供も開始しました。
https://chouseisan.com/
◎ミクステンド
2018年に創業。リクルートが2006年に開始した日程調整ツール『調整さん』をリクルートのインターンを経てエンジニアとして働いていたミクステンドの北野智大が事業譲受しました。2020年1月にはビジネス向けの日程調整自動化ツール『TimeRex(タイムレックス)』のサービスを開始。『TimeRex』は、人材採用や商談などコロナ禍で増えたオンライン会議の日程調整の場で活用されています。
◎会社概要
会社名：ミクステンド株式会社
本社所在地：東京都渋谷区神宮前3丁目1-30 H1O青山 706
設立：2018年2月13日
https://mixtend.com/
参考
https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1198109_1527.html
引用元：PR TIMES（https://prtimes.jp/）
※加湿器に関するアンケート記事は以下より
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