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趣味をフックに人を呼ぶ。台湾のお店の集客事例


「常識を疑う」姿勢こそイノベーションには必須etc……、常識を疑う姿勢についての論調が数多くある中で。ここでは日本の非常識が世界の常識、そんなリアルを紹介します。今回は趣味をフックに人を呼ぶ。台湾のお店の集客事例について。

 猫カフェなど、趣味をフックにした集客手法を取るお店は日本にもありますね。今回お話しするのはこれの台湾版。ただし、店の作りに特別なものはありません。それでは、ドン!

▲店構えは台湾のどこにでも普通にある朝ご飯屋さん。それが週末の朝になるとこのように、サイクリストであふれかえります!

 これは台湾によくある普通の朝ご飯屋さん。ただ、そこにいるお客さんのほとんどはサイクリストです。このお店、私の住む街で自転車やる人なら知らない人はいない、と言われるほど有名なお店になっています。

「ではこの店の何がサイクリストを引き付けるのか??」。一応サイクリストの端くれである私目線で分析してみましょう。

  • サイクリングで有名な場所の近くにある
  • 自転車置ける(店頭に自転車掛けるラックがありますね)
  • 大勢でお店に入れる(台湾はグループで自転車に乗る人が多い。とはいえ見ての通り広いお店ではない)

 この3つ。立地を除けば、お店側のアイディア次第で特定の趣味に興じる人たちをお客さまとして迎えることができる、という一例ではないでしょうか。

 聞いた話では、他にもランナーズカフェや文具好きが集まるカフェというのもあるとのこと。時間を見つけて行くことができたら、またこの場で紹介したいと思います‼

 趣味をフックに人を呼ぶ、台湾のお店の集客事例。いかがでしたでしょうか? このコーナーではこのように、日本ではなかなかお目にかかれない商習慣や事例を見つけて紹介していきます。合言葉は「常識を疑え!」。今後にご期待ください。

 ご精読、ありがとうございました!!

◆著者プロフィール◆
SUKESAN/著名メッセンジャーアプリの立ち上げに携わるなど、多くのWEBサービスの立ち上げからサービス成長までを担ってきたプロデューサー。WEB業界歴は20年以上。今は住まいを台湾に移し新たなビジネスの可能性を模索中。趣味:ロードバイク

※SUKESANの連載コラムは以下より

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