ここ台湾で非常によく目にするのが「北海道」産の食品たち。デパートや高級食品を扱うお店はもちろん、一般的なスーパーからコンビニに至るまで、その商品を見ることができる。そんな中、筆者が思わず目を奪われた「北海」止まりの商品。むむむ、これはもしかして……。
台湾においてもはや「北海道」は食の一大ブランド。特に乳製品やカニ・エビといった海鮮において、そのおいしさはみんなの知るところとなっている。

そんな中、筆者がスーパーで北海道の食品探しをしているとき、思わず手に取ってしまった食品があった。

その下の四角を重ねたグラフィックも、なんとなーく日本列島を彷彿させるような……。
むむむ、やりやがったな(笑)。
「北海道楽」とは、うまくやったもの。これ、もちろんただのネーミングにすぎず、こちらは立派な「MADE IN TAIWAN」なのである。

日本でこれを丸パクリするには少々リスクがあるようにも見えるが(消費者庁あたりからおしかりを受けそう[(笑)])、このくらい「ブランド」というものを評価し、利用しようという心意気は、見習ってよいのではないか??
「からすみのパスタ」と「ボッタルガ」、どちらが高級そうに聞こえますか?
こんなたとえにすると、少しはわかりやすくなるのだろうか。
早い話、名前にちょっと気を遣うだけ。そしてこのようなたとえは、そこらじゅうに転がっているようにも思う。もしこの記事を読んでピンと来た、という方がいれば、ぜひとも試してみてほしいと考える。
◆著者プロフィール◆
SUKESAN/著名メッセンジャーアプリの立ち上げに携わるなど、多くのWEBサービスの立ち上げからサービス成長までを担ってきたプロデューサー。WEB業界歴は20年以上。今は住まいを台湾に移し新たなビジネスの可能性を模索中。趣味:ロードバイク

※「飲食店のハッシュタグ」に関する記事は以下より

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