「常識を疑う」姿勢こそイノベーションには必須etc… 常識を疑う姿勢についての論調が数多くある中で。ここでは日本の非常識が世界の常識、そんなリアルを紹介します。今回は主に台湾のスーパーの値札に見られる”単価の記載”について。
写真の値札を見てほしい。値札だからもちろん価格が書いてあるのだが、すべての値札に小さく1単位あたりの値段まで記載されている。早い話、コスパをここまで深掘りしてお客さまに提供している、ということ。
これ。およそどのスーパーにおいて行われている。いわば台湾の商売上の慣例と言われるものだ。
過去に台湾の実質割引となるおまけ付き商品の事例(割引よりもオマケを選ぶ⁉ 台湾のお買い物事情)などを紹介しているが。その裏側では単におまけをつけるだけでなく、グラム単価や個数単価など、細かい単価の情報までお客さまに提供し真にお得な商品を販売しよう、という姿勢が見て取れる。一方で、台湾の消費者の目線はそれだけ厳しいとも言えるだろう。
日本に似た事例を探すなら、量り売りのお菓子などか当てはまるか。日本でのお商売においても、もし参考にできるエッセンスなどがあれば幸いである。
以上、いかがでしたでしょうか? このコーナーではこのように、日本ではなかなかお目にかかれない商習慣や事例を見つけて紹介していきます。合言葉は「常識を疑え!」。今後にご期待ください。
ご精読、ありがとうございました‼
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