店舗の集客・開業支援メディアサイト

リポート&リサーチ

まとめ買いバンザイ! たくさん買ってトクする、台湾のお買い物事情

「常識を疑う」姿勢こそイノベーションには必須etc… …、常識を疑う姿勢についての論調が数多くある中で。ここでは日本の非常識が世界の常識、そんなリアルを紹介します。今回は台湾ではみんな賢く利用する、まとめ買いについて。

以前のレポートでもお伝えしたとおり、1個買うと、2個買うと、もう1個オマケをプレゼント、というオマケ商法は台湾でよくある習慣。実質割引なのですが、割引にはしないんですよね。
それに通ずるところがありますが、今日は台湾でトクするまとめ買いのお話です。

上の写真は、コンビニ各社で運営しているアプリ(写真はファミリーマート)なんですが、この内容。アプリ上で規定の数の商品を買うと実質大幅割引の恩恵を受けられますよー、というもの。写真左上部のコーヒーなら、2杯セットで、ななな! なんと!! 1杯あたり45%OFFですよ!! しかもやっているのはコンビニ。まさにコンビニエンス! すごくないですか??

もちろん、同じ商品が複数個(左上のコーヒーはアイスカフェラテ)にはなりますが、カップルや友人など2名でコンビニを訪れて「コーヒー飲もうか?」となったときには、これ。使わなきゃ損ですよね!! こういう類のものの売り方が、台湾にはたくさん存在します。

たとえばスーパー。ティッシュや洗剤といった消費財を中心に、まとめていくら。もってけドロボー!的な販売方法をよく見かけます。

これは洗剤の2個セット。こんなまとめ買い商品がスーパーには山ほどある。

たとえばスイーツ店。5個、10個買ったら1個プレゼント(前に紹介した買〇送1)といった売り方は、比較的よく見かける販売手法です。

台湾は諸外国と同じで、外食などを中心に「割り勘」を日本ほど使わないので、お会計の際に1人が全員分を「まとめて」お支払することが多いです。そんな習慣のせいもあってか、まとめていくら、という売り方がすごく浸透しているように思います。

日本でも交通機関の回数券などでは昔からあるかと思いますが、台湾ほどは見ない気が。アプリなどを使えばハードル低く導入できそうですし、もっと活用されてもよいと思うのですが、いかがでしょうか??

今回は台湾で賢くお買い物できる「まとめ買い」の事例をご紹介しました。このコーナーでは、日本ではなかなかお目にかかれない商習慣を見つけて紹介していきます。合言葉は「常識を疑え!」。今後にご期待ください。

ご精読、ありがとうございました‼

◆著者プロフィール◆
SUKESAN/著名メッセンジャーアプリの立ち上げに携わるなど、多くのWEBサービスの立ち上げからサービス成長までを担ってきたプロデューサー。WEB業界歴は20年以上。今は住まいを台湾に移し新たなビジネスの可能性を模索中。趣味:ロードバイク

SUKESANの連載コラムは以下より

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

RELATED

PAGE TOP