原材料や人件費の高騰によって苦しい経営を強いられている店舗も少なくないようだ。各事業者は売上アップに向けて知恵を絞っていることだろう。では、「行ってみよう!」と思わせられそうなキャンペーンの実施はいかがだろう? 『ごちそう村』の実例を紹介する。
🔳独自のアイディアでセールスアップを狙う
株式会社入船(兵庫県加古川市)が展開する和食ダイニング『ごちそう村』(兵庫県内14店舗、大阪府内6店舗)は、2023年9月30日(土)~10月29日(日)の土日祝限定で「運動会頑張ったで賞」という特典を進呈。店を利用する当日に実施された運動会のプログラムを持参すると、子供限定で、ごはんとソフトドリンクの食べ飲み放題を無料で提供する。以下、リリースより概要を紹介する。
🔳「運動会頑張ったで賞」の狙い
「スポーツの『秋』、10月は『運動会』シーズンです。本社や店舗周辺でも、多くの園や小学校で『運動会』が開催されます。コロナ以降、お弁当を持参することなく午前中で終了する学校が増え、運動会の後にご家族でお食事の機会もあるということで運動会を頑張っておなかを空かせた子供たちにたくさん食べて飲んでいただければと考えております。そこで、ごちそう村では、勝っても負けても運動会を頑張った子供たちにご褒美をということで『運動会頑張ったで賞』特典をご用意しました。運動会の当日、『ごちそう村』で飲食される小学生以下のお子さまに、運動会のプログラムをご持参いただくことで『運動会頑張ったで賞』として、『ごはんの食べ放題』と『ごちるどれんドリンク(お子様フリードリンク)飲み放題』(9種類)を無料で提供いたします。さらに、『お子さまメニュー』をご注文のお客様には、運動会のお話が弾むように運動会を連想させる国旗も付けて提供いたします」(同社のリリースより)
どのような感想を持っただろうか?
お子さんを無料にすることでファミリーを呼び込む施策としては機能しそうだ。同社は「ヘルメット着用を促すためにヘルメット着用で来店した人にシャーベット提供」など、話題になっている事象をうまくキャンペーンに取り込んできた。
どのようなタイプの店舗であっても、工夫次第では話題になり、しかもリターンも見込めそうな施策を発案できるだろう。面白キャンペーンは口コミ効果が望め、目先の売上アップだけでなく、店舗の知名度も狙える。独自のアイディア実施に取り組んでみてほしい。
◎「運動会頑張ったで賞」企画イベント概要
日 程:2023年9月30日~10月29日内の土日祝
内 容:運動会のプログラム持参で「ごはん」と「ごちるどれんドリンク(お子様フリードリンク)」が無料で食べ飲み放題
対 象:お子さま限定(小学生以下)
条 件:運動会当日に、店内にてお食事を注文される方(ディナーのみ/お会計2,000円以上のお食事をされたグループ/他券、他サービス併用可)
実施店舗:和食ダイニング『ごちそう村』全店(兵庫県14店舗、大阪府内6店舗)
HP:https://gochimura.com/
◎和食ダイニング「ごちそう村」とは?
1988(昭和63)年、兵庫・播磨に1号店をオープン。現在は兵庫県内で14店舗、大阪府内で6店舗を展開する郊外型のレストラン。これまでに「ソロ送別会」、バレンタインのチョコとごま手羽(てば)を交換する「ごま手羽(てば)チェンジ」などユニークな企画を実施してきている。
引用元:PR TIMES(https://prtimes.jp/)
※webを利用した集客施策に関するコラムは以下より
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