ポイントアプリや決済アプリをはじめとして、もはや店舗運営と切り離せないものになりつつあるアプリたち。ここでは、そんなアプリの利活用の状況を含めた店頭での「お買い物体験」に関する、『株式会社アイリッジ』がまとめた調査結果を紐解いてみる。
※出典:株式会社アイリッジ ”高齢男性はレジ待ちが苦手、女性は待たないためにアプリを活用”(PRTIMES)
調査結果でまず注目したいのは、アプリ利活用の浸透度合い。調査結果を見るとほぼ年代性別問わずその利活用が浸透していることが見て取れる。
店頭お買い物等でのアプリ利用経験は7割超。最も利用経験が多いのは50代で、年代問わず利用が浸透している
高齢男性はレジ待ちが苦手、女性は待たないためにアプリを活用(株式会社アイリッジ)
全世代において7割以上、特に人口のボリュームゾーンとなる50代での利活用が多いあたり、店頭でのアプリ利用はごく一般的になっている、と言えそうだ。
女性のほうがアプリを活用しており、特に「店舗で並ばない、待たない」ためのサービスの活用率が高い
高齢男性はレジ待ちが苦手、女性は待たないためにアプリを活用(株式会社アイリッジ)
これぞまさしく「タイム・イズ・マネー」。ポイント以上に時間の有効活用により注力している結果は、忙しい女性ならではのものと言えそうだ。
次に、アプリを使った店頭でのお買い物体験で何に価値を感じるか、という点について。平たく言えば、ポイント利活用は中高年層ほど価値を感じる傾向アリ。モバイルオーダーは若者層ほど価値を感じる傾向にありそうだ。
店頭デジタル体験では、若者層は「タイパ」と「OMO体験」重視、中高年は「コスパ」と「決済体験」重視
ちなみに。中高年層の中でも、アプリからの来店予約については男女問わず、60代に向けた価値創出の可能性が際立つ結果は興味深い。セルフレジはスーパーでの買い物頻度の高い世代が価値を感じている、といったところか。
以上が調査結果の概要となる。もはや店舗運営とアプリの利活用は切っても切れない関係にありそうな結果とも見える。本メディアでも店舗運営におけるWEBやアプリの利活用について引き続きフォローをしていこうと思う。乞うご期待。
なお詳細な調査結果はこちらから確認可能です。
※出典:株式会社アイリッジ ”高齢男性はレジ待ちが苦手、女性は待たないためにアプリを活用”(PRTIMES)
※「決済方法に関する調査」にに関する記事は以下より
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