2023年に発刊されて好評を博した『JAPANESE WHISKY YEARBOOK』の2024版が発売される。ウイスキーを愛飲する方なら必須のこのガイドブックを紹介する。
🔳2024年度版のウイスキー蒸留所白書
『株式会社ウイスキー文化研究所』は、日本のウイスキー蒸留所を網羅した唯一のガイドブック、日本蒸留所年鑑『JAPANESE WHISKY YEAR BOOK 2024』を2024年2月1日より発売している。購入場所は、ウイスキー文化研究所オンラインショップ、およびAmazonなどとなっている。
このガイドブックのセールスポイントは日本の蒸留所114カ所を網羅していること。「ジャパニーズウイスキーのすべてが分かる!」と謳われているだけに、ウイスキーに力を入れている飲食店、そしてウイスキー愛好家が見逃す手はない本だ。
見どころをリリースから引用する。
🔳急増する日本のウイスキー蒸留所を一挙に紹介
好評を博した第1弾『ジャパニーズウイスキーイヤーブック2023』から1年。この間、日本のウイスキー蒸留所は76カ所から114カ所に増加しました。本書はそれらすべてを紹介する唯一のガイドブックです。日本3大メーカーはもちろん、新たに誕生した蒸留所、準備中の蒸留所まで徹底紹介。その土地と蒸留所の個性、発売ボトル、設備などの情報を一挙に知ることができます。見学ツアーの有無なども掲載しており、昨今注目を集めているウイスキーツーリズムにおいても大活躍の1冊です。
🔳2023年度の日本の蒸留所の動向、造りの変化などを考察
10年足らずの間に、10倍以上に急増している日本のウイスキー蒸留所の動向をウイスキージャーナリストの土屋守が解説。日本ならではの特色や造りの一大潮流となっているテロワール、また、原料の課題についても考察しています。
🔳ジャパニーズウイスキー100年の歴史に迫る読み物
2023年に100周年を迎えた日本のウイスキー造り。これを記念したウイスキーメーカー5社による取組み『ウイスキー100年プロジェクト -FELLOW DISTILLERS-』の貴重なトークショーを完全収録。また、ジャパニーズウイスキー100年物語(ペリー来航・下田編)、年表などの資料も掲載しています。
🔳TWSC2023の受賞ボトル、受賞蒸留所をずらりと紹介
日本で唯一、そしてアジア最大級の品評会、『東京ウイスキー&スピリッツコンペティション』(TWSC)。世界でも稀なブラインドテイスティングによる審査を実施しているTWSCで最高金賞、および金賞を受賞したジャパニーズウイスキー全35本を掲載しました。SDGsやイノベーションの面から評価され、特別賞を受賞した蒸留所も紹介しています。
◎書誌情報
書名:日本蒸留所年鑑『JAPANESE WHISKY YEARBOOK 2024』
発売日:2024年2月1日(木)
判型:B5変形 264ページ オールカラー
定価:2,750円(税込)
販売:ウイスキー文化研究所オンラインショップ、Amazon、一部酒販店や蒸留所などで販売
出版社:ウイスキー文化研究所
WEBサイト:https://scotchclub.org/
予約注文:https://www.scotchclub-shop.org/items/82265697
◎ウイスキー文化研究所
ウイスキー文化研究所は、ウイスキー評論家の土屋守が代表を務めるウイスキー文化の普及団体です。2001年3月の発足以来、国内外のウイスキー・酒文化全般を深く学ぶべく研究を重ね、情報の収集および発信を行なっています。また業界に関わる方々とともに、ウイスキー愛好家や飲み手の育成、ウイスキー文化の普及を目的とした取り組みを企画・立案、実施してきました。
国内で唯一のウイスキー専門誌『Whisky Galore』の編集・発行、ウイスキーフェスティバルなどのイベントの企画・運営のほか、ウイスキーに関する知識、鑑定能力を問う資格認定制度『ウイスキーコニサー資格認定試験』やウイスキーを楽しむための知識を問う『ウイスキー検定』を主催しています。また、2019年より世界のウイスキーおよびスピリッツを審査する、日本で唯一の品評会『東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)』も運営しています。
※『東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2023』の記事は以下より
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