スキマバイトサービス『タイミー』を提供する株式会社タイミーが、事業者とワーカーを対象にカスハラに関するアンケート調査を実施。アンケート結果をふまえて、同社は考案したスポットワーク勤務時における事業者とワーカーのより良い働く環境を実現するための標語を紹介しよう。
■対策を実施していない事業者が多数
今回、株式会社タイミーの考案した標語はスポットワーカー向けではあるが、スポットワーカー以外を対象にしても基本的な対策として効果がありそう。ぜひ、参考にしてみてほしい。
ところで、あなたの店舗では「カスハラ防止対策」を作っているだろうか? 株式会社タイミーが事業者に尋ねたところ、以下のようになった。

事業者へのアンケート調査の回答では、約半数が「会社や職場としてカスハラ防止対策を取りまとめて実施している/取りまとめるべく検討している」という結果でした(※グラフ4参照)。しかし、その事業者のうちスポットワーカーにもその内容の説明や案内をしている事業者は14.7%と少なく、「ワーカーから質問をされたら説明している(42.6%)」、「ワーカー向けのレクチャーや案内はしていない(47.1%)」など、ワーカーに対して能動的に説明や案内がされていない事業者が多数であることがわかりました(※グラフ5参照)。
タイミー、スポットワーカー向けのカスハラ対応標語を考案
カスハラという言葉が市民権を得る「嫌な時代」ではあるが、実際に対策と作って周知している事業者は多くないことがうかがえる。日々の業務で忙しく、手が回らないというのが実情だろうか。とはいえ、カスハラにいつ遭遇するかは分からない。やはり、基本的な行動を共有して大事になるのを避けるようにすべきだろう。
以下に株式会社タイミーが考案した標語を紹介する。

◎調査概要
<ワーカー向け調査>
調査名 :カスタマーハラスメントに関する調査(ワーカー)
調査期間 :2025年6月2日(月)〜2025年6月4日(水)
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :タイミーを利用する働き手
回答者数 :784名
対象職種 :接客(飲食店、宿泊施設、レジャー施設、小売、販売、イベント、コールセンター)、医療・介護・福祉、軽作業(宅配、引越し、清掃)など
<事業者向け調査>
調査名 :カスタマーハラスメントに関する調査(事業者)
調査期間 :2025年6月2日(月)〜2025年6月6日(金)
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :タイミーを利用する事業者
回答者数 :128事業所
対象職種 :接客(飲食店、宿泊施設、レジャー施設、小売、販売、イベント、コールセンター)、医療・介護・福祉、軽作業(宅配、引越し、清掃)など
※「カスハラと実名のネームプレート」に関する記事は以下より

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