こんにちは。株式会社マックスサポートのメディア担当・橋井です。
前回の記事では、Googleビジネスプロフィールを放置することで起こり得る5つのリスクについてお話ししました。
前回記事:Googleビジネスプロフィールとは?放置するとキケンな5つの理由
店舗情報をしっかり整えたら、次に取り組みたいのがGoogleマップを活用した集客施策、「MEO対策」です。
今回は、初心者の方でも分かりやすいように、検索上位に表示される仕組みとMEOの基本を解説していきます。
■検索上位に表示される仕組み

ラーメン店やカフェなどの飲食店を探す際、多くのユーザーは検索してGoogleマップに表示された店舗情報の中から、写真や口コミを参考にしてお店を選ぶことが多いでしょう。
地域名を入れて検索すると、該当する周辺の店舗がリストアップされます。その時、他のお店が上位表示され、「なぜ自分のお店は上位に出てこないのだろう」と感じたことがありませんか?
なぜ、同じエリアにある店舗の中に上位表示される店と下位表示される店という違いが生まれるのでしょう。
検索エンジンのルールが「違い」を決めているのです。
▶検索エンジンとは
検索エンジンとは、インターネット上の情報を探し出すためのシステムです。
Googleが定めた独自のルールによってサイトや店舗情報の表示順位は決まるようになっており、ユーザーが検索したキーワードとの関連性や、情報の正確さなどが評価され、表示順位が変動します。
つまり、Googleマップにある店舗情報の中で、検索結果の上位に表示されるお店は、検索エンジンに評価されやすい情報を持っているということです。
その違いには、次のようなポイントがあります。

表示されやすい店舗は、最新の情報が掲載されており、営業時間や写真、投稿内容などが定期的に更新されている傾向にあります。
一方で表示されにくい店舗は、古い情報のまま更新されていないことが多いとされています。
情報の更新に努めている店舗ほどGoogleからの評価は高まり、上位に表示されやすくなるのです。
逆に、味や接客が優れている店舗であっても情報を更新していなければGoogleからの評価が高くならず、お客様の目に触れにくくなります。
では、検索結果の上位に表示されるためには、どのような工夫が必要なのでしょうか? ここで重要となるのが「MEO」対策です。
■MEOとは
ホームページやブログを運営している方であれば、「SEO」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
SEOは、自社のWebサイトを検索結果で上位に表示させるための対策のことです。 簡単に言うと、そのGoogleマップ版が「MEO」となります。

SEOの特徴は、競合が非常に多く、上位表示を目指すには専門的な知識や長期継続が求められること。
一方、自店舗の存在する特定エリアでの競争となるのがMEO。競争が限定的になるため、専門的な知識も不要で、初心者でも上位表示を狙いやすいといわれています。
Googleビジネスプロフィールが検索結果の上位に表示されるためには、MEO対策に取り組むことが大切です。次の評価基準も参考にしてみてください。
▶MEOの評価基準

一般的に、「関連性」「距離」「知名度」の3つがGoogleの評価基準に大きく関わっているといわれています。
たとえば、「牛骨ラーメン 鳥取」とユーザーが検索した場合。
・検索キーワードと店舗情報の内容が一致しているか?
→Googleビジネスプロフィールの説明欄に「牛骨ラーメン」と記載している。
・検索した地名と店舗との距離が近いか?
→検索された地名が「鳥取」であれば、鳥取県内の店舗に絞られる。
※もし「牛骨ラーメン」とだけ検索した場合は、検索したユーザーの現在地が基準となり、現在地付近の店舗が優先して表示される。
・認知度が高く信頼性のある店舗か?
→「ラーメンが美味しい」「接客が丁寧」といった高評価の口コミが多数投稿されている。
この3つの要素がGoogle検索で表示順位を上げるために重要とされています。
■まとめ
MEOは専門的な知識がなくても取り組める、初心者の方におすすめの集客施策です。
検索順位を決めるポイントは「関連性」「距離」「知名度」の3つ。まずはこの仕組みを理解し、店舗情報を正しく整えることから始めましょう。
次回は、初心者の方でも実践できる、具体的なMEO対策の方法を詳しくご紹介します。


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