■飲食店の倒産ラッシュ・業界の現状
こんにちは。株式会社マックスサポートのメディア担当・橋井です。
近年、飲食業界では店舗の倒産ラッシュが深刻化しています。帝国データバンク（2025年1月発表）によると、
2024年の飲食店の倒産件数は894件と過去最多を記録。特に個人事業主が多い小規模店舗の倒産が目立ちます。
コロナ禍の2021年～2022年は、支援制度により倒産件数が一時的に減少しましたが、2023年に支援制度が終了すると、客足が戻らずに倒産する店舗が急増。集客に苦戦している経営者が多いようです。
もともと飲食店は過当競争ぎみなため、開業から3年以内で閉店するケースが増加傾向にあります。2025年も倒産の増加が予想されます。
■ なぜ飲食店は続けられないのか？
「味や接客には自信があるのにうまくいかない…」と悩み、うまくいかない明確な理由も分からないまま閉店してしまう方も多いようです。そういうお店にはある共通点があります。
それは「情報の伝え方」に問題があるということです。
例えば、以下の点に思い当たるふしはありませんか？
・周辺に情報発信のうまい競合店ができて客を奪われた
・新メニューや季節限定メニューがアピールできていない
・ホームページやGoogleの情報が古い
・SNSやLINEでの 情報発信がされていない
「今日のランチはどこにしよう？」「この辺にあるカフェで休憩したいな」。このような状況になったとき、多くの人がGoogleやSNSでお店を検索し、店内の雰囲気や口コミなどを見て、他店と比較しながら自分に合ったお店を探します。
そうした人の目にとまるには、お店のコンセプトやターゲットを明確にして情報を発信しておかなければいけません。
「自分のお店の魅力」を正しく、戦略的に伝えることが必要なのです。
■ 飲食店の業種別・対策例
業種によって効果的な「伝え方」はさまざまです。
あなたのお店に合った集客のヒントをいくつかご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
①【カフェ・喫茶店】
前提：SNS映えを求める若年層と、ショッピングなどの休憩で通りすがりに立ち寄る2タイプの来店客がいる。
スイーツビュッフェや映えスイーツなどの特別メニューで他店と差別化。
Googleマップやホームページで、店内の雰囲気が伝わる写真や整ったWi-Fi環境などの利便性を掲載して一見さんを招き入れる。
②【ラーメン屋】
前提：口コミの影響力が大きく、「大手グルメサイトよりGoogleの口コミの方がリアルで信頼できる」という声が増えている。
Googleマップの良い口コミや悪い口コミに丁寧な対応を徹底することで、安心感を与えて来店を後押し。
ホームページで店主のこだわりやスープ・食材への想いを掲載。ライバルとの違いを訴求して来店につなげる。
③【居酒屋】
前提：駅前で店舗が集中しており、埋もれている。
友だち追加クーポンなどでLINE登録を促し、限定メニューや空席状況などの定期配信で来店しやすくする。
「金曜夜×30代男性」など、お店に来てくれそうなターゲットを狙い撃つWeb広告を展開。
④【老舗の和食店（うどん・そば・寿司）】
前提：シニア層の常連客が多い傾向にある。世代交代など新しい客層を開拓する必要がある。
「子連れが利用しやすい環境」や「大盛りメニュー」などを作り出し、若い客層にしっかりと伝える。
近隣住宅へのチラシ配りや、Googleマップの情報を増やし地元の知名度を強化。
■ まとめ
飲食店の倒産が増加傾向にある今、生き残るためには「情報発信力」が欠かせません。どんなに良いお店でも、「発信」を怠ってしまうと埋もれてしまいます。
大切なのは「何を」「どのように」伝えるか。情報の発信方法と内容は店舗の明暗を分けます。
とはいえ、「何から始めればいいのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そんな方々のために、私たちはLINE・ホームページ・Googleマップ・Web広告などを活用した、最適な集客方法をご提案しています。
「何から始めればいいのか分からない」という方も、「〇〇に困っている」など、まずはお気軽にご相談ください。
コメント