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【経営効率化】おしぼりの納品データをAIが分析して飲食業界のロスを削減する!!


『株式会社クリエイターズネクスト』がAIによるおしぼり納品データの活用を通じてフードロス削減・過剰在庫削減・人員数需要予測を実現する新プロジェクトを開始する。いかなるプロジェクトなのか?

■納品データと気象データで予測

 食材や調味料の高騰、人手不足……。飲食店の安定経営を脅かすニュースは事欠かない。値上がりや人手不足にあらがうのは難しいだけに、少しでもムダやロスを減らして安定経営や利益アップを図りたいと考える経営者は多いだろう。そんな方々に朗報となりそうなサービスを紹介する。

本プロジェクトでは来客数とほぼ比例するおしぼりの使用枚数に着目。広島県リースタオル株式会社(所在地:広島県広島市、代表取締役:田畑裕生)が保有する広島県内1800店舗へのおしぼり納品データをAIで解析します。さらに降水量や気温といった気象データを掛け合わせることで、さらに精度の高い需要予測を構築にします。おしぼりデータを活用するメリットは、レジのPOSデータなどと比べて、即座にデータ活用が可能であることです。また、全国のおしぼり配送会社と連携することで日本中での展開が可能になります。

株式会社広島県リースタオルの保有するおしぼり納品データと気象データを活用し、AIによる需要予測を行います

 同社によれば、「飲食店は本サービスの導入によって、来客予測による仕入れ最適化でフードロス削減、在庫管理の改善、そして人員数需要予測による適切な人員配置を可能にできると考えています」という。まずは、広島県内の飲食業界に月額制で提供されるため、その結果が注目される(「ひろしまAIサンドボックス」に採択された)。

◎株式会社クリエイターズネクスト
2004年創業。独自の特許技術を活用したAI事業を展開し、電力売買市場における価格推定AIや、食品卸業界におけるAIを活用したダイナミックプラインシングなど幅広い分野に取り組んでいる。
https://cnxt.jp/

※「AI自動調理ロボット」に関する記事は以下より

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