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【2025年の振り返り】その年の世相を反映した食を指す『今年の一皿』。発表、2025年の一皿は……⁉


『株式会社ぐるなび』が今年の⽇本の世相を反映し象徴する⾷として発表している『今年の一皿』。2025年の「今年の⼀⽫®」に選出されたのは「お米グルメ」だった。

■ビッグデータを解析して選出

「今年の⼀⽫」は、優れた⽇本の⾷⽂化を人々の記憶にとどめ、より豊かな食の未来の進化、発展につなげるために2014年に開始され、今回で12回⽬。12皿目に選ばれたのは「お米グルメ」だった。
 選考方法は以下のようになっている。

 ぐるなびは、飲⾷店情報サイト「楽天ぐるなび」の総掲載店舗約42万店、総有料加盟店舗42,428店(2025年11月時点)が発信する⼀次情報と、2,850万⼈(2025年10月1日時点)のぐるなび会員などの閲覧履歴や⾏動履歴などを掛け合わせて分析したビッグデータを保有しています。
  2025年「今年の⼀⽫®」では、そのビッグデータから、検索数や上昇率などの⼀定条件を満たしたワードを調査。それらを選択肢として、ぐるなび会員を対象にアンケートを実施し、30ワードを抽出。さらにメディア関係者(※)による審査の得票数を加味し、4つのノミネートワードを選定。その中から、①その年に流⾏または話題になったこと、②その年の社会の動きと関係が深く世相を反映していること、③⾷⽂化の記録として後世に受け継ぐ価値があること、の3つの条件を満たしていることを「今年の⼀⽫®」実⾏委員会にて確認して、「お米グルメ」を2025年「今年の⼀⽫®」として承認・決定しました。

■「今年の一皿®」公式サイト http://gri.gnavi.co.jp/dishoftheyear/
▲2025年「今年の一皿®」は「お米グルメ」

 選考理由も紹介しておこう。

1.猛暑による不作や価格高騰により、米の安定供給への関心が高まり、食料安全保障の観点からも日本人の主食である米の存在感が改めて認識された。

2.玄米や雑穀米などの健康米市場が拡大。備蓄米を美味しく食べる調理の工夫や高温耐性米が注目されるなど、米の新たな価値観が広がった。

3.米の流通経路が多様化したほか、米粉、酒、長粒米など活用法も広がり、外食においても様々な米の楽しみ方の提案が加速している。

■「今年の一皿®」公式サイト http://gri.gnavi.co.jp/dishoftheyear/

 確かに、2025年はお米の価格高騰が大きなニュースとなり、米食文化に対する注目も高まった。日本の食文化、そして日本の文化においてお米は重要な役割を果たしているだけに順当な結果だろう。皆さんなら、どのような一皿を選ぶのだろうか?

詳しくはこちら👇
https://gri.gnavi.co.jp/dishoftheyear/

※「おにぎり専門店」に関する記事は以下より

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