耳より情報

【広告戦略】AIを活用した「走行キャンペーン」の価値とは? 古い広告手法にも効果があり⁉


店舗事象に限らず、あらゆる事業者は認知度アップに向けて戦略を立て、広告を打つ。今回は、AIカメラ搭載の「モビリティマーケティング」を活用した走行キャンペーンを紹介しよう。

■ポスティングやチラシを再評価

 イベントや店舗を広告のため、デコレーションされたトラック(デコトラ)が街中を走っている。思わず目を向けてしまった経験を持つ人もいるだろう。「古い広告手法」という感じもするが、今回紹介するのは「デコトラ×AI」によって広告効果を「見える化」する『WE TRACK』というサービスだ。
 まず、デコトラの種類を押さえておこう。


 そして『WE TRUCK』は以下のようになる。AIカメラを搭載したアドトラックを活用し、「認知」から「興味喚起」「効果測定」「行動計測」までを一貫して実現する次世代マーケティングサービス。
・モビリティの特性を活かし、ターゲットが多く集まるエリアや時間帯を狙ったピンポイントな走行
・AIカメラによる視認分析・広告効果測定(特許出願中)
・広告接触者の行動を可視化(来場・来店・Webアクセスなど)

 今回の結果は以下のようになった。

本プロモーションでは、試合1週間前まで国立競技場周辺および新宿・新大久保・原宿・表参道・渋谷などの主要エリアを走行訴求。ビーコン技術を活用し、広告接触者の試合当日の来場を分析し、モビリティ広告の実効性を定量的に可視化しました。

その結果、試合当日の総来場者数46,206人のうち、978名が事前に車両広告と接触していたことが可視化され、来場単価 約1,300円という効果を実現しました。また、FC東京の公式Xアカウントからはプロモーション初日と最終日に投稿が行われ、合計126,000インプレッションを記録し、SNS上でも高い波及効果が見られました。

スポーツチームの試合集客・CRMに新たな選択肢:FC東京における事例

 近年はweb広告が主流だが、今回の事例からは一見古そうに思える広告手法にも価値と効果があることがうかがえる。店舗事業者であれば、web広告のような空中戦だけでなく、ポスティングやチラシといった地上戦の活用を考えてみてもいいかもしれない。

◎プロモーション概要
実施期間:2025年5月11日(日)~2025年5月18日(日)
実施エリア:国立競技場周辺、新大久保・新宿、原宿・表参道・渋谷
対象試合:2025年5月25日(日) 2025明治安田J1リーグ 第18節 FC東京 vs サンフレッチェ広島

※引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000100933.html

※「デジタルサイネージの価値」に関する記事は以下より

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

RELATED

PAGE TOP