毎月恒例のAIのお話。今回は「1on1ミーティング」を支援するAIが登場する。やったことのある方ならお分かりかと思うが、何かと気を遣うのが「1on1ミーティング」。正直面倒くさいな、なんて思ったこともあるかもしれない。そんな面談をAIがサポートする、というのだから驚きだ。そしてその内容というと……。
まずは以下の画面を見てほしい。特に右側、会話の流れについてAIが評価を行っているのが分かるかと思う。
上司・メンバーに対してAIが“内省”を支援。フィードバック機能がアップデート!AI搭載型1on1プラットフォーム「TONOME Core」(トノミーコア)(TONOME株式会社)
「あれどうします?」「なんかありますか?」といった抽象的な会話について改善を促したり、上司・メンバーそれぞれミーティングでの発言の割合や質問がオープンかクローズドなものか、といった分析まで、多岐詳細にわたりAIが解析を行っている様子である。ここまで詳細な分析があれば、ミーティングを行う側も自分の行ったミーティングを詳細に振り返り、改善につなげることができそうだ。
このように、今までどうしても主観的になりがちだった事項についてもAIによって客観的な分析ができるようになっている。まるで、「1on1面談」にオブザーバー参加している上司のような感覚か。
今さらAIの有用性について、論ずるまでもないかと思う。今後もこのようにAIのさまざまな利用シーンを紹介していく。読者の皆様におかれては、自社の状況に合わせて利用を検討するもよし。もしまだ利用をためらっている方がいるのなら、最初の一歩を踏み出すきっかけとしていただければ幸いである。
出典:TONOME株式会社 “上司・メンバーに対してAIが“内省”を支援。フィードバック機能がアップデート!AI搭載型1on1プラットフォーム「TONOME Core」(トノミーコア)”
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