今年の年末年始は、うまく休暇をつなげると9連休になるらしい。そんなこんなで人気の旅行先ランキング等、旅行先に関する情報が見られるようになってきた。ところでこの”ランキング”、いろいろと応用が利くものなのでは? というわけで、そのあたりを勝手に考察してみる。
まず、筆者が紹介するのはこのランキングだ。
アゴダ 年末年始休暇の最もお得な旅行先はタイのハートヤイ(Agoda International Japan 株式会社)
人気の旅行先というのはよく聞くが、”お得な”旅行先とは何ぞ? と思ったのは筆者だけではないのではないか?? 読み進めると、どうやら平均宿泊料金のお安い旅行先=お得な旅行先、と定義してランキングを作成している様子。
なるほど”お得”と言われれば、誰でも気にはなるものだ(筆者もその一人)。これだけ大きなサービスとなれば、持っているデータも多岐にわたる。それを上手な切り口でうまく表現し、販売促進に利用している好例なのではないか。
このエッセンス、何も大きなサービスに限らず皆さんのお店でもできることではないか。たとえば低価格帯の商品で売り上げ”数”上位のものなら、「お客様がお得に楽しんでいる商品」と銘打てそう。これをランキング化して紹介すれば、お得な旅行先と似たような内容になりそうだ。
加えて、そうして紹介した商品と利益獲得の仕組みを組み合わせれば、立派なマーケティングになるのでは・・・
と、そんな目で世の中のランキングを見てみると、またひとつ違った視点が生まれておもしろいのではないか。読者の皆さんの中で、何か面白い工夫をされている方がいれば、ぜひコメント欄から教えていただけると幸いである。
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