企業や店舗、そして個人にとって「ファン」の存在ほど心強いものはない。その一方で、ファンを創ることの難しさも存在する。そんなファンづくりについて、企業はどう考え何を行っているのか? 現状をまとめた調査結果を見つけたので、ここで紹介してみたい。
今回紹介するのは日本で唯一の総務専門誌『月刊総務』を発行する株式会社月刊総務が全国の総務担当者を対象に実施した「企業のファンづくりに関する調査」をまとめたもの。早速その内容を見てみよう。
【調査結果 概要】
・企業の約半数がファンづくりに未着手、取り組みはまだ過渡期
・ファンづくりの目的は「信頼」「採用」「ブランド価値」、中長期視点が中心
・顧客・地域・次世代まで、ファンづくりの対象は多層化
・ファンづくり実施企業の約6割が次世代向け施策に着手、検討段階も多い
・情報発信と社会貢献がファンづくりの主軸に
・次世代向けファンづくりの主目的は「将来の採用」
・専任・兼任体制は限定的で、担当者未定の企業が半数近くを占める構図
出典:7割の企業がファンづくりの必要性を実感するも、約半数が未着手。次世代向けファンづくりの主目的は「将来の採用」(株式会社月刊総務)
まずは概要から。これを見ると、重要性を認識してはいるもののなかなか着手までできていない、という状況がまず見て取れる。その理由は、「ファンづくり=中長期視点での施策」であり、効果が先に現れるものということ。結果、後回しにされている状況なのだろう。
出典:7割の企業がファンづくりの必要性を実感するも、約半数が未着手。次世代向けファンづくりの主目的は「将来の採用」(株式会社月刊総務)
ファンづくりの重要性については、調査対象のおよそ3/4が認識している様子。高い取り組み意向が見て取れる。
出典:7割の企業がファンづくりの必要性を実感するも、約半数が未着手。次世代向けファンづくりの主目的は「将来の採用」(株式会社月刊総務)
一方で、具体的なアクションにまで落とし込み、実行している企業はおよそ半数。必要という意識と取り組み実態に大きな乖離が生じている様子だ。
出典:7割の企業がファンづくりの必要性を実感するも、約半数が未着手。次世代向けファンづくりの主目的は「将来の採用」(株式会社月刊総務)
企業のファンづくり意向の目的とするところは、結果を見るとおよそ「ブランド」づくりに帰結するか。確かに、これが醸成できれば、こんなに心強いことはない。一方で、ブランドを創るためにはあの手この手、とにかく「継続して」取り組みを行う必要がある。情報発信一つとっても、休むことは許されない(手を留めればすぐに忘れられてしまうので)。
このあたり、むしろWEB・SNSを駆使して日々情報発信されている店舗運営者のほうが一日の長がありそう。そんな皆さんの声も、機会があればぜひ聞いてみたい。
出典:株式会社月刊総務 “7割の企業がファンづくりの必要性を実感するも、約半数が未着手。次世代向けファンづくりの主目的は「将来の採用」”




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