カラオケママ会の『カラオケパセラ』や大人も楽しめるキッズスペース『べるべるパーク』など、「ママに優しい」をキーフレーズに約20業態100店舗を展開するNSグループが子どもを持つ家庭1000人を対象に「子供連れ外食ディナーの意識調査」を実施。調査結果を紹介する。
■集客アップに向けて子連れ客を呼び込もう
飲食店事業が、集客アップ策の一つとして子連れ客を呼び込むことを考えることは多いようだ。では、「子連れ客が来やすくなる」にはどのような工夫が必要なのだろうか？
まずは子連れ客の行動パターンを調べると以下のようになっていた。
子育て世代、1000人を対象に土日祝日に家族でディナーを外食する頻度を聞いてみたところ、「ほとんどしない」「月に1回以下」と答えた方は合わせて67.8％となりました。休日でも外食する機会が少ないご家庭が多いことが分かりました。
【子連れ外食ディナーの意識調査】1000人に聞いた子連れディナーのリアル
「少ないな」と思った方も多いだろうが、子どもと一緒に外食に行きづらい理由がある。
外食で子連れ家族が直面する問題点に関する回答では、「子どもが騒ぐのを気にしてしまう」が最も多く、他のお客様のいる場でお子様が騒がないか気になりゆっくり楽しめない方が多いことが分かりました。
【子連れ外食ディナーの意識調査】1000人に聞いた子連れディナーのリアル：小さな子供がいると外食は大変？67.8％の家庭でディナーを外食する機会は月1回以下と回答
次いで「適切なキッズメニューがない」という回答も多く、子ども向けのお料理を楽しめる場所が限られていることも伺えます。
確かに、せっかくのディナーの席で子どもが騒いだら、と思うと二の足を踏むだろう。自分たちはまだしも周囲のほかの客に迷惑を掛けたくないと心配が先立つのもよく分かる。では、飲食店はどうするか？ キッズスペースを設けるのが難しいのであれば、キッズデーを企画してもいいのではないだろうか。
最後に子連れでディナーに行く際に保護者が気にする点を紹介しておく。
※「子連れの客を呼び込むためのアイテム」に関する記事は以下より
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