先に行われた衆院選。いろいろと注目された選挙であったが、この選挙戦を変わった切り口で分析した結果を見つけた。その切り口は、AI。AIが各党の語り口を分析し、その傾向を示すというなかなか面白いものだ。すげーなAI、と思ってくれれば幸い、まずは結果を見てみよう。
今回紹介するのはコグニティ株式会社による独自の特許技術CogStructureを用いて、2026年衆議院選に向けて公開された動画(記者会見・街頭演説等)を対象に、自由民主党と中道改革連盟の話し方・構造の違いを定量比較し、まとめたもの。早速その内容を見てみよう。
まず、話し言葉の区切り方(文の長さ)について比較した結果、自民党は平均41.5字の“短文・凝縮”型の話し方をするのに対し、中道改革連盟は平均51.3字と長めの文を用いる“丁寧・説明重視”型の傾向が確認された。この違いは、情報を短く区切って畳みかけるか、一つひとつ丁寧に説明するかという話法の対照を鮮明にしている。さらに、自民党は漢字使用比率が高く、文節構造が凝縮傾向にある点が示された。
出典:【速報】衆院選2026、非生成AIによる自民党×中道の話し方調査結果——“短文・凝縮”vs“丁寧・呼びかけ”が鮮明に(コグニティ株式会社)
次に、呼びかけ方の違いについて。中道改革連盟は演説や発言の中で“確認質問(Yes/No型)”の呼びかけが多数検出され、問いかけを伴いながら進めるコミュニケーションが特徴。比較的長めの問いかけとそれに続く回答・自問自答を含むスタイルが多く見られ、聞き手の反応を促す“対話型・丁寧・呼びかけ重視”の構造であることが明らかになった。一方、自民党のアプローチは、それに比べると問いかけや確認質問の比率が低い構造となっている様子であった。
出典:【速報】衆院選2026、非生成AIによる自民党×中道の話し方調査結果——“短文・凝縮”vs“丁寧・呼びかけ”が鮮明に(コグニティ株式会社)
以上、いかがであっただろうか。AIを使ってこんな風に各党の語り口を比較する、というのも面白いのだが、一番はこんなこともできるのが今のAI、ということ。これを読んだ読者の方が、注目の高かった選挙をきっかけに、AIに興味を持ってもらえれば何よりである。
出典:コグニティ株式会社 “【速報】衆院選2026、非生成AIによる自民党×中道の話し方調査結果——“短文・凝縮”vs“丁寧・呼びかけ”が鮮明に”



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