終身雇用という概念が崩れたのは遠の昔。Z世代などと言われる若手社員は転職を繰り返しながらキャリアアップしていくのが普通と捉えているとかいないとか。そんな現在において、直近の新入社員の仕事への意識は、必ずしも”転職してナンボ”的な思想でいるわけでもなさそうで。今回はそんなイマドキ新入社員の仕事意識に関する調査結果を紹介する。
今回紹介するのは株式会社日本能率協会マネジメントセンターによる2024年から2025年に入社した新入社員と、新入社員の育成に関わる上司・先輩社員計2,674名を対象にした「イマドキ新入社員の仕事に対する意識調査2025」を実施しまとめたもの。早速その内容を見てみよう。
<調査結果サマリー>
●70%が「現在の会社で働き続けたい」。調査開始以来最高に!
会社の中で長く活躍するために、キャリア意識向上と「ありたい姿」「貢献領域」を見出す支援が必要●指導者の67%が感じる「新人ガチャ」!
現場で交錯する想いと上司・先輩の「育成疲労」
育成担当者への支援強化による、組織成長を考える●デジタルネイティブの死角!在宅勤務者の課題1位は「パソコンやITスキルの欠如」
出典:「イマドキ新入社員の仕事に対する意識調査2025」調査結果公開(株式会社日本能率協会マネジメントセンター)
基礎的なビジネスITスキルの習得支援が急務
サマリーを見ると、ざっとこんな感じ。実に調査対象の70%が”今の会社で働き続けたい”と考えている、という結果には正直筆者も驚いた。
出典:「イマドキ新入社員の仕事に対する意識調査2025」調査結果公開(株式会社日本能率協会マネジメントセンター) 成長意欲に関しても上の通り。むしろ、今の会社で長く働きたい、という希望以上に、現事業を通じての成長意欲が年々上回ってきている様子だ。
ちなみに”成長”の先にあるキャリアデザインに関する意識についても調査結果が存在しており、
出典:「イマドキ新入社員の仕事に対する意識調査2025」調査結果公開(株式会社日本能率協会マネジメントセンター)
2022年には9割近いひとが”キャリアは自ら切り拓くもの”と捉えていたのが、現在においては20ポイント以上下がっている、というのにはビックリ。ここ数年で、若者のキャリアデザインに対する意識が大きく変わってきているようだ。
大量に新人を採用して、とまでいかずとも、この読者の中にも若い新人を採用している店舗があると思う。そんな方にとっては参考になる結果なのではないか。若手を大事に育成し、あなたの戦力となっていくことを願っている。



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