利用者数No.1レシピサービス『クックパッド』を運営するクックパッド株式会社が、物価高の中でも価格が安定し、使いやすい野菜と言われている小松菜の検索動向を調査。苦手野菜ランキングで急上昇しているという。
■7年連続王者はナス!
小松菜という野菜に対してどのようなイメージをお持ちだろう? クックパッドの食の検索データサービス『たべみる』(※1)における状況を紹介しよう。小松菜は「苦手」との組み合わせ検索が2015年のマッチ度1.4から2025年には4.2へと約3倍に増加し、ランキングも15位から5位に浮上した。一方、子供の苦手野菜界におけるナスの強さには目を見張るものがある。2015年には5.3だったマッチ度が2025年には9.0に上昇し、7年連続でランキング1位の座を維持している。絶対王者とも言える存在だ。
小松菜急上昇の背景には「小松菜の価格安定」があると見られている。買い物かごに入れやすい価格であるために食卓に上りやすくなった反面、「苦手」という反応を引き出す回数が増えたのだろう。

次に苦手克服調理方法を紹介しよう。
人気の小松菜レシピには、共通の調理法がありました。
物価高で注目のお手頃野菜「小松菜」、実は苦手食材に急浮上|クックパッド
・油で炒める:辛味成分が油に移り、舌に届きにくくなる
・卵でコーティング:苦味成分が直接舌に触れるのを防ぐ
・旨味をプラス:ツナやかつお節などで苦味を和らげる
ナスの場合も、甘辛い味付けやチーズ、ごま油といった工夫で苦手意識を軽減する傾向が見られます。
これらの工夫によって、家庭では「嫌がっていた子どもがパクパク食べた」「定番メニューになった」といった「つくれぽ」が増えています。
物価高騰の打開策として小松菜を使ったメニューを導入した飲食店もあるのではないだろうか。だが、実は「苦手」という反応を見えないところで買っていたかもしれない。
※使用ツール:クックパッド 食の検索データサービス「たべみる」 ※SI値:Search Indexの略で、1000回あたりの検索頻度です
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000329.000027849.html
※「野菜を使ったメニュー」に関する記事は以下より
コメント