リポート&リサーチ

【リサーチ】キャッシュレス決済に非対応は時代遅れ? 消費者の印象と購買行動を知ろう!④


StorePro』が20代〜60代で日常的にキャッシュレス決済を利用している人を対象にキャッシュレス決済非対応の店舗が招く機会損失の実態調査を実施。店舗に与えている影響を知ろう。

■7割近い人々がキャッシュレス決済を重視

「リサーチ③」の復習から始めたい。調査によると、「キャッシュ決済に対応しているかを重視するか?」という問いに対して65.5%、約7割近くが重視している(「とても重視する」と「やや重視する」を合計)。「キャッシュレス決済を日常的に利用している人」が母集団なのだから、高めにできるのは当然かもしれないが、キャッシュレス決済が普及していることを考慮すれば、割合が「高すぎる」ということはないだろう。

 最後に紹介するのは「キャッシュレス決済の魅力」とも言える調査結果。「支払いがスムーズに終わったとき」の49.8%を大きく上回る75.9%もの人々が「ポイントがたまったとき」と回答し、実利を重視していることがうかがえる。いわゆる「ポイ活」に勤しんでいる人にすれば、上記の調査結果にもあるように「キャッシュレス決済に対応している」は店舗選択の際に重要な基準になるだろう。


 4回にわたって「キャッシュレス決済対応」に関する調査結果を紹介してきた。時代の流れとは言え、今後も「キャッシュレス決済の利用者と重視する人は増加する」と思われるだけ、店舗事業者としては無視できない結果だったと思う。

 ◎調査概要
キャッシュレス決済非対応の店舗がまねく機会損失の実態調査
【調査期間】2025年8月13日(水)~2025年8月15日(金)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,000人
【調査対象】調査回答時に20代〜60代で日常的にキャッシュレス決済を利用していると回答したモニター
【調査元】StorePro(https://store.cloudil.jp/
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
【出典】StorePro https://store.cloudil.jp/news009/

※「経産省のキャッシュレス決済調査」に関する記事は以下より

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