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【リサーチ】年齢の壁を越えて浸透しているキャッシュレス決済! ただし、50代以上はクレジットカード決済が優位?


『ステップ・アラウンド株式会社』が20〜60代の男女500名を対象に実施した「飲食店での支払い方法に関する調査」を実施。キャッシュレス決済の支持者が多数を占めた。今回は年代別のキャッシュレス決済比率を見ていこう。

■年齢層が高いから現金派は間違い⁉

 これから紹介するような調査結果を見るのは初めてではないのだが、毎回、意外に感じてしまう。「若い世代がキャッシュレス、年齢が上がるほどに現金」という思い込みが覆されるからだ。今回も、飲食店でキャッシュレス決済を利用する割合は76.2%であり、年代別で最も高い割合を占めている。「ウチは顧客の年齢層が高いから現金でいいだろう」というのは通用しないかもしれない。
 ただし、見逃せないのは次の質問に対する回答だ。

 実に分かりやすいほどに住みわけができている。20代から40代まではスマホ決済が首位、50代から60代ではクレジットカード決済が首位になっている。年齢の高い層はクレジットカード決済に慣れているという見方もできるが、年齢の高い層は比較的価格の高いお店に行くことが多いためにクレジットカード決済を選ぶ可能性もありそうだ。
 気になるのは、50代と60代の比較。50代はスマホ決済とクレジットカード決済に12.3%の差があるが、60代ではその差が6.2%に縮まっている。また50代と60代における現金の割合に目を向けると、50代の現金決済は39.5%であるのに対し、60代のそれは23.8%。60代の母数が63人しかいないためにやや極端な結果になったという見方を排除できないが、「年齢の上昇とともに現金派になる」というは偏見と言わざる得ないだろう。

引用:飲食店のお客様の6割がキャッシュレス派!年代別の支払い方法も調査【OREND独自調査レポート】
(URL:https://orend.jp/mag/a0685

※「外食する頻度に関する調査」に関する記事は以下より

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