厳選業者を紹介するオフィスデザイン・マッチングサイト『エミーオ』が30と40代男性150人を対象に「飲食店デザイン」に関するアンケート調査を実施。外観や内装に対する本音や思わずまた訪れたくなる店の共通点に関する調査結果を店舗経営に活かしてほしい。
■『入りにくい』と感じる飲食店の外観は?
第1回の「30~40代の男性が入りたくなる外観」に続き、今回は「30~40代の男性が入りにくいと感じる飲食店の外観」に関する調査結果を紹介する。
最も多くの票を集めたのは「店内が外から見えず、雰囲気がつかめない」。32%の人が「入りにくい」と感じている。確かに、雰囲気のつかめない店舗に一見さんが入るにはかなり勇気がいるだろう。
「店内が見えない」というのは外観のデザインだけでなく、テナントの場所に置き換えても成立しそう。通常、2階以上の飲食店は集客において不利だと言われている。例えば、以下のようなデメリットが挙げられる。
◎視認性が低い
通行人の目に入りにくく、看板や案内が工夫されていないと存在に気づかれないことがある。
◎アクセスの手間
階段やエレベーターを使う必要があるため、特に高齢者やベビーカー利用者には敬遠されがち。
◎集客力が弱まりやすい
飛び込み客(通りすがりの来店)が減る傾向があり、リピーターや口コミに頼らざるを得ない。

なお、2位につけたのは「メニューや価格帯が外から分かりにくい」。「『入ってみたい!』と感じさせる外観で重要なポイント」では1位だった。飲食店を経営する方々にとって要注意な点と言えそうだ。
◎調査概要
調査日: 2025年7月8日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 30~49歳の男性150人
参照:https://emeao.jp/guide/officedesign/officedesign-recomend/post-43135/
https://emeao.jp/guide/officedesign/officedesign-knowlege/post-49673/
※「子連れ客がリピートしている飲食店」に関する記事は以下より
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