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飲食店内で販売される意外な日本製品? 貪欲に商機を探る、台湾で見つけたおもしろ事例

「常識を疑う」姿勢こそイノベーションには必須etc… 常識を疑う姿勢についての論調が数多くある中で。ここでは日本の非常識が世界の常識、そんなリアルを紹介します。今回は台湾の飲食店で見つけた意外な物品販売について。

まずは写真を見てください。「日本KINCHO防蚊」って書いてあるので、何のことかおよそ見当が付きますよね。そうです、蚊取り線香(の類)のことを言っています。

そして、棚の中には商品が。実はこれ、ただ商品の宣伝しているだけでなく、実際に販売しています。その証拠に、値段もこのとおり!

”320元”、”150元”と、値段が付いているとおり、この棚のものはれっきとした「売り物」です!

蚊取り線香だけでなく、カビ取り剤から歯ブラシまで、かなり多彩な商品群でお客さまの心をとらえにかかっています。

さて、おもしろいのは。
これが置いてあるのが飲食店の中であること。日本的に例えれば、ラーメン屋の券売機の横で歯ブラシとか蚊取り線香とかカビ取り剤を売っている、ということですね。あまり日本ではお目に掛かれない光景。

以前の記事(暇だな……、そんなスキを見つけて商品プッシュ。台湾スーパーのプロモーション事情)で、スキマ時間に商品プロモーションを詰め込む商習慣などを紹介してきましたが、これもまさに同様の事例。人の集まる飲食店で日用品を売ってしまおう、と「ついで買い」の需要を掘り起こしにかかっています。

ここまで貪欲に商機を探る姿勢、参考にできるところもあるのでは?ないでしょうか。

 

以上、いかがでしたでしょうか? このコーナーではこのように、日本ではなかなかお目にかかれない商習慣や事例を見つけて紹介していきます。合言葉は「常識を疑え!」。今後にご期待ください。

ご精読、ありがとうございました‼

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