コラム

【NY通信②】ニューヨークの鼓動を感じられる『Ci Siamo』のライブ感! ハドソンヤードで情熱のブランチを味わう


米国のニューヨークにはどのような店舗があり、どのようなサービスが提供されているのだろうか? 流行や文化の最先端を走る街から学べることは多いに違いない。ニューヨーク直送のリポートを連載でお届けする。

■「さあ、やるぞ」「ついにこの場所に辿り着いた」

 マンハッタンの最旬スポットと言えば、ハドソンヤード。巨大なオブジェ『ベッセル』などの観光名所が並ぶこのエリアで、都会の喧騒を忘れさせてくれる最高の憩いの場所を見つけた。イタリアン・レストラン、『Ci Siamo(チ・シアモ)』である。

 エントランスに一歩足を踏み入れると、意味ありげな階段や数多くの花瓶に生けられた華やかな花々がゲストを迎えてくれる。天井が高い店内は開放感にあふれ、活気あるオープンキッチンからは調理の音と香りがダイレクトに伝わってくる。この「ライブ感」こそが、食事に対する期待を一段と高めてくれる大きな要素。

 店を手掛けるのは、ニューヨークの食文化を牽引する『Union Square Hospitality Group』。「ホスピタリティの神様」とも称されるグループの哲学は、現場のスタッフにも深く浸透していた。

 店名である『Ci Siamo』の由来を熱く語ってくれたのは担当してくれたイタリア系アメリカ人のサーバー。「さあ、やるぞ」「ついにこの場所に辿り着いた」という意気込みを表すイタリア語とのことだった。スタッフ全員が「この場所で最高の時間を届けよう」とする雰囲気が伝わってきた。

 食後にふらりと現れた店長もまた、ホスピタリティの体現者。ゲストとの会話を楽しみ、イタリア国旗をモチーフにしたおしゃれなスイーツをネタに「日本とイタリアのデザートの甘さ加減はちょうどいいよねぇ」と盛り上がった。
 今回は『ニューヨーク・レストランウィーク』のプリフィックスコースを注文。メインに選んだシーフードリゾットは、魚介の旨味が凝縮された濃厚な味わいで、お米の芯を絶妙に残したアルデンテ。腰のある仕上げが好きな人には、まさにストライクな逸品。

▲村井夫妻(下段左写真)とホスピタリティを体現している店長(下段右写真の左)

店舗のHPhttps://www.cisiamonyc.com/

【一口メモ】

 ニューヨークで年に2回ある『レストランウィーク』のランチのプリフィックスは期間限定で1人$40前後。とてもお得。今回は2人でワイン、デザート、コーヒーを遠慮なく追加してしまい、チップを合わせて約$250。ブランチとしては少し豪華になってしまったが、洗練された雰囲気と一流ホテルのようなサービスを体験すれば、十分すぎるほど「お得感」を感じられる贅沢なひとときになった。 
 ニューヨークの『レストランウィーク』は、店舗は自由に参加できる。参加したいレストランは主催団体(主にニューヨーク市観光局)が運営するプログラムに登録し、イベント期間中に固定価格のプリフィックスメニュー(例:ランチ$30、ディナー$45、$60など)を提供。事前に登録した店舗だけが「公式な参加レストラン」としてリストに載る。


■寄稿者プロフィール
・村井さとし
1970年大阪府生まれ。高校卒業後に渡米し、WVU大学で経営学、アリゾナ大学でMBAを収めたあと、『ゴールドマンサックス証券株式会社』に入社。勤務地として東京とNY間を2往復した。現在はNY本社Iサイバー・リスク担当部署所属のヴァイス・プレジデント。二女二男の父。著書に『外資系企業サバイバル術:とびだせニッポン』、『ニューヨーク流!AI時代の子育て術・親たちの7つの覚悟』

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

RELATED

PAGE TOP