こんにちは。株式会社マックスサポートのメディア担当・橋井です。
「チラシの折込や情報誌への掲載など、いろいろ広告を出してみたけれど、思ったより反応がなかった」
そんな経験をお持ちの飲食店オーナーは少なくないのではないでしょうか。
「次はもっと広告費をかけた方がいいの?」と悩んでいる方も多いでしょう。
この記事では、飲食店の広告費の相場を解説し、費用のかけ方を見直す際のポイントも整理してお伝えします。
■広告費の相場は「売上の5~10%」が目安

広告費について調査したところ、大手飲食業界では、売上の約4%を広告宣伝費に使うのが平均的のようです。
ただ、すでに知名度がある場合の数値であるため、「来店数が伸び悩んでいる」と感じる店舗であれば、5%~10%を目安に考えることをおすすめします。
▶計算方法
売上高広告費比率(%)=広告宣伝費÷売上高×100


来店数が安定している時期は、売上に対して5%程度に抑え、オープンして間もない頃や、繁忙期に向けて「集客を強化したい」と感じる時は8~10%程度に上げるなど、売上に合わせて柔軟に調整するのが理想です。
■広告費に含まれるものとは?

「広告費」と聞くとチラシやポスターを思い浮かべる方が多いと思いますが、以下のような費用も広告費に含まれます。
- チラシや看板制作、ポスティング費用
- 新聞や雑誌の掲載料
- インターネット広告費
- ホームページ運用費
- ノベルティグッズの制作費用
広告費で重要なのは「どれだけ費用をかけるか」ではなく、目的や時期に応じて「どう使うか」。
考え方を変えるだけで同じ金額でも成果は大きく変わるでしょう。
■相場を基準に「広告の費用」を見直そう

「チラシの効果がなかったから、もう広告はやめよう」と判断する前に、
まずは“広告費の相場”を基準に考えることをおすすめします。
“費用のかけ方”や“広告の伝え方”を工夫すれば、同じ金額でも結果は変わります。
■まとめ:広告費は「使い方のバランス」が大事
・飲食店の広告費相場は 売上の5~10%が目安
・月の売上が100万円なら5万円前後が平均ライン
・「どれだけ使うか」よりも「どう使うか」で結果が変わる
次回は、「なぜ広告費をかけても成果が出ないのか?」集客が伸び悩む原因と改善のヒントを紹介します。
お楽しみに!



コメント