過去にも何度かお伝えしてきた通り、SNSを活用した飲食店の集客は、低コストかつ効果的に新規顧客を獲得できる方法として多くのお店で活用されています。特にユーザー生成コンテンツ(UGC)をうまく集め、活用することで、自然な口コミを広げることが可能になります。本記事では、飲食店がSNSを活用してUGCを促進し、特に新規顧客を獲得するための具体的な施策を紹介します。
UGC(ユーザー生成コンテンツ)とは?
UGCとはタイトルの説明のとおり、各SNSユーザーが自らのアカウント上で作成しシェアを行うコンテンツを指します。またブログやグーグルマップ上などでの、来店したお客様によるレビューもここに該当します。
UGCの活用ーハッシュタグキャンペーンの実施
さて、SNSを活用した集客手法の一つとしてよく利用されるものに、ハッシュタグキャンペーンが挙げられます。具体的には、オリジナルのハッシュタグを作成し、顧客に店舗での体験や食事の写真を投稿してもらいます。これにより店舗オリジナルのハッシュタグのついたコンテンツを多く集めることで、店舗の認知度を向上させることができます。
特にInstagramなどのビジュアル中心のSNSでは、店舗の雰囲気や商品に関する写真や動画の投稿が拡散につながり、多くの新規顧客にリーチできる可能性があります。
ハッシュタグキャンペーンを成功させるためには、まずユニークで覚えやすいハッシュタグを作成することが重要です。たとえば、「#○○カフェの映えスイーツ」「#○○ラーメンチャレンジ」(あまりユニークじゃなく恐縮ですが。。)など、お店の名前や自店で推したい商品・サービス・ブランドにプラス、ユニークなフレーズを組み合わせると、より多くの人の目に留まりやすくなります。
また、投稿を促すためにインセンティブを提供することは非常に効果的です。たとえば、投稿者の中から抽選でクーポンをプレゼントしたり、人気の投稿を公式アカウントで紹介するなどの施策を取り入れると、顧客の投稿意欲が高まります。
UGCの活用ーフォトコンテストの開催
フォトコンテストもまた、飲食店のSNS活用においてよく利用される施策の一つです。顧客が食事や店舗の雰囲気を撮影し、指定のハッシュタグとともに投稿することで参加できる仕組みを作ることで、ユーザーが積極的にコンテンツを生成し、SNS上での話題を作ることが可能になります。
フォトコンテストを実施する際には、テーマを明確にすることが重要です。「○○カフェの一番映える一皿!」「○○レストランのベストペアリングドリンク」など、参加者が投稿作成しやすいテーマを設定することで、多くの投稿を得ることが期待できます。
また、応募条件をシンプルにすることもポイント。「指定ハッシュタグをつけて投稿」「公式アカウントをフォロー」など、手軽に参加できる仕組みにすると、より多くのユーザーがコンテンツを投稿してくれます。
さらに、ここでも特典を用意することで参加率を高めることができます。いいね数の多い投稿者には無料招待券や特別メニューのプレゼントを提供したり、参加者全員に次回使える割引クーポンを配布すると、継続的な集客にもつながります。
UGCの活用ーレビューや口コミの共有促進
新規顧客の獲得に向けて、既存顧客からのレビューや口コミを集めることが非常に重要です。特に、Googleマップや食べログ、SNS上での口コミは、新規顧客が来店を検討する際の大きな判断材料となります。そのため、顧客に積極的にレビューや口コミを投稿してもらう仕組みを作ることが求められます。
口コミを促進する方法として、先にお伝えしている通り、店内やメニュー表、レシートなどでキャンペーンを告知し、オフラインでも周知を行うことが大切です。たとえば会計時に「レビューを書いていただけると○○プレゼント!」といった案内を行うのも効果的です。また、Googleマップや食べログへの口コミ投稿をお願いする際には、QRコードを活用すると手軽にアクセスでき、投稿のハードルを下げることができます。
さらに、投稿されたレビューや口コミを公式SNSやウェブサイトで共有することで、他の顧客にお店に対する信頼感を与えることができます。Instagramのストーリー機能を活用して口コミをピックアップしたり、公式サイトの「お客様の声」ページに掲載することで、店舗の評価をより多くの人に伝えることができます。
UGCの活用ーインフルエンサーやマイクロインフルエンサーとの連携
多少コストはかかりますが、インフルエンサーやマイクロインフルエンサーとうまく連携することで、お店の認知度を大きく向上させることができます。特に、フォロワー数が少なくてもエンゲージメント率が高いマイクロインフルエンサー(フォロワー1万~5万人)を活用すると、よりターゲットに近い層にアプローチしやすくなります。
インフルエンサーとのコラボレーションを成功させるには、あなたのお店のターゲットに合った人物を選定することが重要です。同じ飲食系のSNSアカウントや、グルメ情報を発信しているインフルエンサーにも、フォロワーの属性により得意な見せ方があったりしますので、フォロワー数やエンゲージメントとともに確認しておくことが必要です。
さらに、フォロワー向けの割引コードを発行するなどの共同キャンペーンを実施することで、新規顧客の獲得に直結します。インフルエンサー自身がリピーターになることも多いため、長期的な関係を築くことも重要です。
UGCの活用ーユーザー投稿の再共有
ユーザーが投稿したコンテンツを公式SNSアカウントで再共有することにより、さらなる投稿を促すことができます。特に、Instagramのストーリー機能を活用すれば、簡単にユーザー投稿をリポストすることが可能です。
例えば、顧客が「#○○カフェ」で投稿した写真を公式アカウントがストーリーで紹介すると、他のユーザーも「自分の投稿も紹介されたい!」という心理が働き、投稿が増加する傾向があります。また、「今月のベスト投稿」を選出してリール動画にまとめたり、公式サイトのギャラリーページに掲載するなどの工夫をすることで、さらに多くのユーザーの参加を促せます。
このように、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を積極的に活用することで、SNSを通じた自然な拡散が生まれ、新規顧客の獲得につながります。もしまだ活用されていないお店がありましたら、是非一度試してみてください。
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