リポート&リサーチ

【調査結果】物価上昇のなか、食卓における意識の変化とは

年々いろいろなものが高くなっていく昨今、食材の価格上昇もその例外ではない。そんななか、日本の食卓の意識はどのように変化しているのだろうか。今回はそんな意識変化を捉える調査結果を見つけたので、ここで紹介してみたい。

今回紹介するのはNadia株式会社にて運営している料理メディア「Nadia(ナディア)」における、食費の実態と食料品減税に関する意識調査を行いまとめたもの。早速その内容を見てみよう。

出典:【食料品値上げの調査】99%が値上げを痛感、食費は月1万円増。検索における 「鶏むね肉」14%増と「牛肉」20%減にみる食材選びの実態。食料品減税への意識調査を公開(Nadia株式会社)
出典:【食料品値上げの調査】99%が値上げを痛感、食費は月1万円増。検索における 「鶏むね肉」14%増と「牛肉」20%減にみる食材選びの実態。食料品減税への意識調査を公開(Nadia株式会社)

まずは食品の値上げそのものに関する意識から。実に回答者の99.0%が「食料品の値上げを実感している」と答え、物価上昇の影響が圧倒的多数の世帯で日常生活に及んでいることが示されている。

また、月々の食費増加額については、25.0%が「5,000円〜1万円」、22.8%が「1万円〜2万円」と回答しており、合計で約半数が月額5,000円〜2万円の増加を感じているとのこと。これは年間に換算すると約12万円前後の食費増という計算になる。値上げが食卓に与えるインパクトの大きさが透けて見える結果ではないか。

【検索頻度推移(2023年を100%とした場合)】

・鶏むね肉(コスパ食材の代表格) 2023年:100.0% → 2025年:114.0%(▲14.0%上昇)

・牛肉(高価格帯食材) 2023年:100.0% → 2025年:80.8%(▼19.2%減少)

出典:【食料品値上げの調査】99%が値上げを痛感、食費は月1万円増。検索における 「鶏むね肉」14%増と「牛肉」20%減にみる食材選びの実態。食料品減税への意識調査を公開(Nadia株式会社)

価格上昇の影響は消費者の食材選択にも明確に表れており、料理メディア「Nadia」のアプリ内検索データを分析したところ、コスパの良い「鶏むね肉」の検索頻度が2023年比で114.0%に増加している一方で、比較的高価格の「牛肉」は同じ基準で 80.8%と約19.2%減少。この対照的な数値は、消費者が家計負担を抑えるため日常の食材選びに変化をもたらしていることを示している、といえそうだ。

出典:【食料品値上げの調査】99%が値上げを痛感、食費は月1万円増。検索における 「鶏むね肉」14%増と「牛肉」20%減にみる食材選びの実態。食料品減税への意識調査を公開(Nadia株式会社)
出典:【食料品値上げの調査】99%が値上げを痛感、食費は月1万円増。検索における 「鶏むね肉」14%増と「牛肉」20%減にみる食材選びの実態。食料品減税への意識調査を公開(Nadia株式会社)

最後に、もし食料品に対する減税が実現した場合の意識についての調査結果もあるので触れておく。「特に変えるつもりはなく節約を続ける」と回答した人が53.1%を占める一方、22.5%が「食材のランクを上げたい」20.4%が「品数を増やしたい」と答えており、減税が家計に一定の余裕をもたらすことで食卓の質を向上させたいという潜在的なニーズが存在する、ようにも見えている。このあたり、特に飲食店を営む事業者様にとってのビジネスチャンスになりそうな数値ではないか。

 

出典:Nadia株式会社 “【食料品値上げの調査】99%が値上げを痛感、食費は月1万円増。検索における 「鶏むね肉」14%増と「牛肉」20%減にみる食材選びの実態。食料品減税への意識調査を公開”


コメント

この記事へのトラックバックはありません。

RELATED

PAGE TOP
このウェブサイトはお客様のコンピューターにCookieを保存します。これらのCookieは、よりパーソナライズされた体験を提供し、欧州一般データ保護規則(GDPR)に準拠してお客様の当サイト内での行動を追跡するために使用されます。 今後の追跡をオプトアウトすることを選択された場合、この選択を1年間記憶するためのCookieがお客様のブラウザに設定されます。