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【2025年の振り返り⑤】新メニューを考える上で欠かせない『食トレンド2026』を知ろう! キーワード別に紹介!


利用者数No.1レシピサービス『クックパッド』を運営するクックパッド株式会社が、2025年を象徴する料理・食材のトレンドおよび2026年の流行の兆しがある料理・食材を選出する『食トレンド大賞2025・食トレンド予測2026』を発表。今回は食トレンド大賞2025を紹介する。

■カレーに続くビリヤニに注目!

『クックパッド』を運営するクックパッド株式会社による『食トレンド大賞2025』を紹介した記事では「ワンプレートせいろ」が大賞の座を獲得したことをリポート。今回は、同社による『食トレンド2026』を引用して2026年に向けた新メニュー開発のヒントを探ろう。
『食トレンド2026』では「健康・時短」「外食トレンド」「健康」「酷暑」「新・夏食材」「スイーツ・SNS」「気候変動・テクノロジー」というキーワードごとに料理や食材をピックアップ。結果は以下のようになった。


「外食トレンド」で紹介されたのはビリヤニ。インドや南アジアで親しまれる香り豊かな炊き込みご飯料理であり、バスマティ米にスパイス、肉や魚、野菜を重ねて蒸し上げ、層ごとの風味が楽しめる。ヨーグルトやミントソースと合わせれば爽やかさが増す、というのも特徴。すでに、百貨店のカレーフェスや大阪・関西万博でも、ビリヤニ店には長蛇の列ができる人気ぶりとのこと。注目していいだろう。

「酷暑」部門で取り上げられたのが煮込まないスープ。日本の夏では猛暑が続くことが多くなり、人々は冷たいものを求めたくなる。と同時に栄養価も高ければ一石二鳥か。クックパッドでのスープ検索でも「暑い」「冷製」「薬膳」といったキーワードとの組み合わせが上昇傾向にあるそうだ。調理する側としてもあまり煮込まなくていいというのはメリットになりそうだ。

 2026年の食トレンドは、世界の食文化を日本流にアレンジする楽しさと、自分を大切にする食の喜びが花開く年になりそうです。
 大きな特徴は、世界の料理が「特別なもの」から「我が家の定番」へと変化していくことです。「ビリヤニ」は週末に本格的にスパイスを重ねる人もいれば、平日は炊飯器で手軽に作る人も。それぞれのライフスタイルに合わせた楽しみ方が共存し、正解は一つじゃないという自由さが食卓を豊かにしています。「煮込まないスープ」や「空心菜」も、暑い夏を乗り切る知恵として自然に定着。もう「エスニック」ではなく、日本の家庭料理の新しい仲間です。
 単身世帯が増える中で見つけた新しい価値観も印象的です。「一汁三菜ボウル」は、誰かのためではなく自分のために作る、小さな幸せの時間。疲れた夜に自分をいたわる一杯が、明日への活力になる。「フュージョン薬膳」も、難しく考えず、今日の体調に合わせてクコの実を散らしたり、生姜を効かせたり。美味しく食べて元気になる、そんな当たり前の幸せを再発見しています。
 新しい食材との出会いも、毎日をワクワクさせてくれます。「海藻」はアカモクやダルスなど、知らなかった種類がスーパーに並び、それぞれの食感を楽しむ新しい発見。「サゴ」のプチプチ透明な見た目に、作ってみたい!と心が動く。SNSで見つけた料理を、我が家流にアレンジする楽しさが広がっています。
2025年が制約を工夫で乗り越えた年だとすれば、2026年はその工夫が「楽しい日常」として定着する年。世界の知恵を取り入れながら、日本の家庭ならではの温かさと愛情を加える。本格派も時短派も、みんなそれぞれの方法で食を楽しむ。
「今日は何を作ろうかな」と台所に立つ時間が、小さな幸せを生み出すます。世界と日本がおいしく出会い、毎日の暮らしがもっと豊かで楽しくなる。それが2026年の食トレンドです。

クックパッド株式会社 広報部 本部長小竹 貴子

クックパッド「食トレンド大賞2025・食トレンド予測2026」発表会レポート|食トレンド大賞は「ワンプレートせいろ」

引用元:https://static.cookpad.com/campaign/foodtrend/forecast/

※「2025年の一皿」に関する記事は以下より

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