2010年頃に観光客が減った熱海だが、近年は首都圏からのアクセスの良さや温泉地としての魅力が再評価されて観光客数が増えている。海産物を提供する飲食店だけでなく、「映える」スイーツ店にも行列が見られる。再脚光を浴びている熱海の店舗をシリーズで紹介する。
■1粒で2度美味しい⁉
今回、訪問したのは『とくぞう 熱海さかな横丁 熱海銀座通り店』。東伊豆町稲取発祥で水産加工品の製造・販売、そして飲食業などを手掛ける『徳造丸』が営業している。 熱海駅から徒歩1分の場所には『海鮮丼とくぞう 熱海本店』があるが、熱海銀座通り店は熱海駅から徒歩14分ほどの場所にある。


▲てんこ盛り魚屋のまかない丼定食。黄飯も味わってほしい
伊豆の名物でもある「金目鯛」がウリということもあり、「てんこ盛り魚屋のまかない丼定食」を注文。定食を待ちながら、ウニをトッピングした「あわび串」を食べた。こちらも名物と謳っているだけに美味しい。コリコリとした食感のあと、口の中に「海」が広がる。


定食は金目鯛、いくら、ほたてとオールスターが勢ぞろい。特に金目鯛は脂が乗っていて美味しい。ご飯は酢飯ではなく、「黄飯」。サフランライスのような見た目だが、くちなしの実で色付けし、東伊豆地方ではお祝いの際に食べられるという。ご飯はお代わり自由というのもうれしい。
しかも、この丼ぶりは2回美味しい。お茶漬けにするためにあご出汁がついており、生で食べた後にお茶漬けにして味変を楽しめる。


お店のHP:https://1930.bz/
※「【店舗訪問 『熱海プリンカフェ 2nd』】お風呂に入っているような気分でご当地プリンを楽しむ!」に関する記事は以下より

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