人材不足が進む今日、職場の満足度の高低はすなわち自店(自社)の社員の勤続につながる重要なファクターとなってくる。その要素は何なのか、それを解き明かす調査結果を見つけたので、ここで紹介してみたい。
今回紹介するのは、トップ保険サービス株式会社が全国の20~59歳までのビジネスパーソン488名を対象にした「ビジネスパーソンの就業環境に対する満足度」に関するアンケート調査を実施し、まとめたもの。早速その内容をポイントを絞りつつ見ていくとする。
あなたは会社からの評価に満足していますか? [単一回答]
【ビジネスパーソンの就業環境に対する満足度調査】 488名が回答 約4割が「自身の勤める会社の目標は明確でない」と回答 人生の幸福度については高所得層より中間層が上回る結果に(トップ保険サービス株式会社)
まずは満足度に直結すると思われる”評価”から。やはり、というか、およそ半数は満足していない結果。というか、ポジティブに「満足している」と言い切っているひとは全体の1割程度しかいないのである。
もちろん、甘い評価をしろという話ではないのだが、満足度を作る要素はいろいろ存在する。たとえばコミュニケーション。悪いことばかりでなく、良いこともきちんと取り上げ評価する。そんな会話が日ごろから行われるだけでも、ここが少しは改善しそうに思うのだが……。
あなたは仕事に関する重要な決定に関わる機会があると思いますか? [単一回答]
【ビジネスパーソンの就業環境に対する満足度調査】 488名が回答 約4割が「自身の勤める会社の目標は明確でない」と回答 人生の幸福度については高所得層より中間層が上回る結果に(トップ保険サービス株式会社)
次は仕事の”やりがい”に直結しそうなこちら。若い世代はまだ仕事に夢を見ているのだろう。それは年数を経て、現実が見えてくる中で、徐々にやりがいが……というような結果か。
これも仕事における重要な決定は誰にでも任せられるものではない一方で、信用・信頼のおけるスタッフなのであれば、まずは小さな仕事でも「任せてあげる」。これだけでも、だいぶやりがいは大きくなると思われる。
他、詳細は以下出典のリンク先に譲るが。とにかく難しい社員の満足度に向けた対応。ここで紹介した情報が、あなたのお店における何等かのサポートとなることがあれば幸いである。



コメント