『StorePro』が20代〜60代で日常的にキャッシュレス決済を利用している人を対象にキャッシュレス決済非対応の店舗が招く機会損失の実態調査を実施。店舗に与えている影響を知ろう。
■「前払い」、「即時払い」、「後払い」
日に日に存在感を増しているキャッシュレス決済だが、非対応の店舗はどのような印象を客に与え、損失を被っているのか、がこの原稿の趣旨。まずはキャッシュレス決済の主な種類から復習しよう。
支払いタイミングには「前払い」、「即時払い」、「後払い」があり、それぞれ電子マネー、デビッドカード、クレジットカードという手段が存在する。

主な手段は以下のように分類できる。
・クレジットカード
最も普及している後払い型。ポイント還元や分割払いなどの機能あり
・デビットカード
銀行口座と連動し、即時に引き落とし。審査不要で学生にも人気
・電子マネー(ICカード型)
交通系(Suica, PASMO)や流通系(nanaco, WAON)など。タッチで即決済
・QRコード決済
スマホアプリでバーコードやQRコードを提示して支払う方式。PayPay、楽天ペイ、d払い、LINE Payなどが代表例
・スマートフォン決済(非接触型)
Apple Pay、Google Payなど。クレジットカードや電子マネーをスマホに登録してタッチ決済
■消費者がよく使う決済手段は?

「QRコード決済」と「クレジットカード」が7割以上でほぼ横並びという結果から、ユーザーの支払い手段選択は利便性とポイント還元が基準となっているようです。また、交通系やプリペイド型の「電子マネー」も一定の支持を集めており、地域移動や少額決済にも対応できる多様性の影響がうかがえます。
よく利用する決済手段は「QRコード決済」「クレジットカード」。選択動機は「お得・スムーズ」
次回からはさらに深掘りしていこう。
◎調査概要
キャッシュレス決済非対応の店舗がまねく機会損失の実態調査
【調査期間】2025年8月13日(水)~2025年8月15日(金)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,000人
【調査対象】調査回答時に20代〜60代で日常的にキャッシュレス決済を利用していると回答したモニター
【調査元】StorePro(https://store.cloudil.jp/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
【出典】StorePro https://store.cloudil.jp/news009/
※「キャッシュレス決済に関する経産省の調査」に関する記事は以下より
コメント