『株式会社ネットスターズ』が国際基督教大学の食堂に『レジレスプラットフォーム』を導入。レジ業務を削減し、省人化を支援するトータルソリューションということだ。いかなるシステムなのか?
■多言語対応でインバウンドにも対応
スマートフォンや店舗に備え付けのタブレットなどを用いて注文し、支払える店舗が業種を問わず増えている。中には「使いづらい」という来店もいるようだが、店側にとってはメリットも多いようだ。特に大学の食堂のように大人数が使う飲食店は大きなリターンを得られるのかもしれない。
リリースによると、ICU(国際基督教大学)には53の国や地域から集まった3,260人の学生が在籍。学内にある唯一の食堂ではランチ時間になると行列が発生していた。現金管理にかかるコストも課題。この2点を解消するために『レジレスプラットフォーム』が採用されたのだ。
ネットスターズが提供するセルフオーダーシステムは、注文と会計をセルフ化することで行列を解消し、マルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」との連携により現金管理のコストも削減できるソリューションです。また、多言語対応も可能なため、日本語に不慣れな外国人留学生でも問題なく注文や会計が行えます。
ICUにセルフオーダーシステムを導入、学食における行列を解消
ICUでは設置型のキオスク端末によるセルフオーダー/会計と、テーブルなどに貼付してあるQRコードを読み込むことでユーザー自身のスマートフォンからセルフオーダー/会計を行う2タイプでの利用が可能です。対応決済手段は、QRコード決済(PayPay・楽天ペイ・d払い®・au PAY・メルペイ・AEON Pay・銀行Pay・Alipay・WeChat Pay・銀聯QR)、クレジットカード(Visa・Mastercard・JCB・American Express・Discover・Diners Club International)、電子マネー(交通系・iD・QUICPay・楽天Edy・WAON・nanaco)となっています。
導入の理由は以下のように整理できそうだ。
・素早く注文できる
・素早く決済できる
・現金管理の手間を省ける
・多言語に対応できる
こうした課題に直面している事業者は少なくないだろう。しかし、イニシャルコストやランニングコストとの兼ね合いから導入が難しい事業もあるだろう。
だが、人手不足や人手不足に起因する人件費の高騰を考慮し、こうしたシステムの導入を真剣に考えるべきタイミングが早晩訪れるのかもしれない。
■株式会社ネットスターズについて
2009年の創業以来ゲートウェイ事業を展開。2015年にQRコード決済サービス「WeChatPay」を代理店として日本に初めて導入。以降、国内外のQRコード決済をはじめとするキャッシュレス決済を店舗に一度に導入・管理できるマルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を展開。現在は「StarPay」の技術力を基盤に、多角的なサービス展開に取り組んでいる。
公式HP・お問い合わせ:https://www.netstars.co.jp/
※「年代別のキャッシュレス決済事情」に関する記事は以下より
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