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高い? 安い? 台湾の電気料金事情について

ここ数年、年を追うごとに上がっていく電気料金。一般家庭はもちろん、事業を営む事業者様においてもコスト増につながる頭の痛い事項である。そんな電気料金、お隣の台湾はどのようになっているの? との質問があったので、ここで簡単に紹介してみたい。

まず台湾の電気料金について前置きを。日本の例にもれず、こちらも年々上昇の一途をたどっている。ここ数年、原油などの燃料費が上昇しているのだから、これは避けて通れないか。

そして肝心の電気料金である。実は台湾の電気料金はプランが詳細に分かれており、実にその数6通り! すべての掲載は細かすぎるので、以下には最も基本的なプランの料金を紹介している。

※表内。単位に使われている”度”は、kWh を表している

※以上の料金は、2024年4月1日から使用のもの

台湾電力公司 調整後各類用戶電價表より抜粋

いかがだろうか。なお元⇒円への換算は、ざっくり5をかければOK。
参考まで、東京電力の料金表を以下に掲載する。

ざっと、台湾の電気料金は日本の半額程度、と言える。安い!

実は台湾の電気料金、世界的に見てかなり安い部類に入るようで、産業用電気料金に限ってみれば世界で4番目に安い(※2021年、台湾電力公司)とのこと。その詳細は不明だが、WEBサイトを見ると各年度の上期・下期の政策とその結果、来期の方針などを詳細に記した資料が掲載されている。安直な推測にはなるが、イコール、相当な営業努力をしていそうと見て取れた。

なお興味のある方は以下、台湾電力公司のホームページを載せておくので、確認してみてほしい(すべて中国語ではありますが・・・)

 

※出典:台湾電力公司WEBサイト(https://www.taipower.com.tw/

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