アカウント情報が流出した、という類のニュースが頻繁に世間をにぎわす昨今、気になる調査結果を見つけた。そのタイトルたるや「日本人のサイバーセキュリティ知識は世界最下位」というもの。思わず”ドキッ”とするタイトル……今回はこの内容を紹介していく。
苦手なひとからすると、ここからのしばらくは頭の痛くなる横文字が並ぶ。あらかじめ念頭に置いて以下読み進めていただきたい。
さて、気になるこの調査結果はサイバーセキュリティ企業NordVPNが毎年行っている調査結果によるもの。詳細は以下リンク(リンク有)に譲るが、かなり専門的な内容であるため、ここではサマリ(と思われるポイント)をかいつまんで説明していく。
まず、サイバーセキュリティーに関連して、日本人が理解している項目とそうでない項目をまとめた結果がこちら。
日本人のサイバーセキュリティ知識は世界最下位(Nordvpn S.A.)
スマホやPCといった端末上で行う操作についてはある程度の理解がある一方、その手前。通信やサーバといったSTEPでの対応についてはあまり認識されていない、といった印象か。また、AIなど新しく出てきた技術に関する対応についてもやや遅れを取っているように見て取れる。
これ、早い話、日進月歩ものすごい速度で進化する技術に対し、利便性のみならずリスク面からも多少は理解を進めましょう、というもの。そうは言ってもなかなか難しいよね、というアナタは、まず以下のポイントを見てどれだけ”ピン”と来るか、から確認されてみるとよさそうだ。
オンラインセキュリティとプライバシーを高めるためのステップ ※項目のみを抜粋
・ユニークで強力なパスワードを作る。
・多要素認証(MFA)を有効にする。
・ソフトウェアを常に最新の状態に保つ。
・仮想プライベートネットワーク(VPN)を使う。
・プライバシー設定を見直す。
・サイバーセキュリティについての知識を深める。
日本人のサイバーセキュリティ知識は世界最下位(Nordvpn S.A.)
いかがだろうか。
なお冒頭で紹介した「日本人のサイバーセキュリティ知識は世界最下位」については、算出方法が少々特殊なものであると推定されるため、参考程度に留めておくのでよさそうだ(とはいえ無視はいけません)。
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