ネットで物を買うのは常識となった今日この頃。特に、スマホネイティブと言われる”Z世代”においてはほぼほぼすべての買い物はネットで済ませるのが当たり前なのでは？とも思われる。そんなZ世代の購買行動に関する調査結果を見つけたので、ここで紹介してみたい。
今回紹介するのは株式会社ペンマークと株式会社エニアドによる学習管理SNSを利用中の学生600名を対象にした調査、「【2025年度版】Z世代広告調査レポート」の内容をまとめたもの。早速その内容を見てみよう。
商品購入の際によく利用するチャネルはどれですか？
出典：Z世代広告調査レポート2025。ペンマークと株式会社エニアド共同調査
ご覧の通り、Z世代の商品購入チャネルはECモールが34.5%で最多、続いてブランド公式EC（30.5%）での購買が多い結果に。ECの利用が多い結果は大いに納得できる。
一方で、実店舗の利用（25.2%）も高い割合を占め、利便性の高いECチャネルと、体験価値を提供する実店舗を商品や購入目的によって使い分けるZ世代の賢明な消費行動が浮き彫りとなった。
正直意外だったのは、フリマアプリの利用率。9.8%と全体の1割程度にとどまっているのは少々意外なところであった。このあたりの理由にも踏み込んだ調査を期待したいな、というのが正直なところか。
店舗運営される皆様におかれては、EC全盛の中にあっても、実店舗の利用もまだまだ健在なのは朗報か。店舗の存在意義をきちんと突き詰め、その価値提供さえ行えていれば、店舗もまだまだ捨てたものじゃないという話なのである。
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