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【人手不足対策】営業時間外でも売上アップに貢献してくれる自動販売機の可能性

出生数が9年連続で減少し、歯止めがかからない。将来的な人手不足に懸念を抱いている事業経営者も少なくないだろう。今回は対策の一つとして自動販売機の活用を紹介する。

■自動販売機を使って「24時間営業」

 2024年の出生数を厚生労働省が発表。史上初めて70万人を割り込み、68万6061人になった。一方、死亡数は160万5298人となり、単純計算では1年間で約90万人もの日本人が減ったことになる。人口約96万人の秋田県が消えたと思うと、空恐ろしささえ覚える。
 そうしたトレンドを反映し、近年は人手不足を理由に廃業する事業も増えている。あるいは、営業時間の短縮などを強いられている店舗も少なくないようだ。
 そうした中、脚光を浴びているのが自動販売機。人手不足の解消や機会損失を避けるために活用している事業者が現れている。
 奈良県生駒郡三郷町におけるいちご自動販の事例を取り上げよう。

 特定非営利活動法人CAP35様は、地域の遊休農地を活用した野菜栽培を通じて、地産地消の推進や地域住民の交流促進、さらには雇用創出にも貢献しています。丹精込めて育てられた農作物は、地域の皆様からも高い評価を得ています。
 特に、近年力を入れているいちご栽培においては、「大切に育てたいちごを、最も美味しい状態で、もっと手軽に地域の皆様へ届けたい」という強い思いがありました。しかし、収穫時期やスタッフの対応時間など、従来の販売方法では、時間的な制約がありました。
 そこでこの度ご導入いただいたのが、当社の冷蔵ロッカータイプ自動販売機「F-40LVM」です。本機は、商品ごとに最適な温度管理が可能で、採れたての鮮度と風味を損なうことなく保管できます。ロッカータイプのため、お客様はご希望の商品が保管されている扉を選び、簡単に購入できます。
 この「F-40LVM」の導入により、CAP35様はスタッフの有無にかかわらず、24時間365日、いつでも新鮮ないちごを提供することが可能となりました。地域住民は、仕事帰りや早朝、休日など、ご自身のライフスタイルに合わせて都合の良い時間に、手軽にCAP35自慢の採れたていちごを購入できるようになります。

奈良県生駒郡三郷町に”いちご自動販売機”が登場!自販機のことなら「自動販売機JP」


 当サイトの「店舗訪問企画」で取材した『たん焼 忍』も自動販売機での販売に取り組んでいる。同店は予約しなくては入店できないことが多いため、機会損失を避けるため、あるいは自宅で楽しみたい方に対応するために導入したようだ。老舗のチャレンジには参考になりそうな点も多そう。あらためて取材したい。
 

※「四ツ谷の『たん焼 忍』」に関する記事は以下より

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